前節に琉球と対戦した岡山は16分に三村 真の得点で先制点を奪取したが、後半に入ると上里 一将に直接FKを決められて同点に追いつかれ、終盤の84分に再び上里のFKが起因となって阿部 拓馬に逆転ゴールを許した。
セットプレーからの失点が重なったことについてGKのポープ ウィリアムは、1失点目も2失点目も自らの判断のミス、対応のミスだということを潔く語っている。有馬 賢二監督は「無駄なファウルをしてしまってはいけない」とも言及していた。もちろん失点の要因は1つや2つではなく、ディフェンスリーダーの濱田 水輝は「すべてが必然」と受け止め、今節へ向けて一層気を引き締めている。
「みんなが頑張っているんですけど、『いまのままじゃ足りないんだ』という自覚を持ってみんなでやっていく必要があると思っていますし、もっとコミュニケーションを増やしていくことが大事だと思っています」(濱田) 対する水戸は前節に金沢とのシーソーゲームを制している。先制するも、一度は逆転を許したゲーム。ディフェンスラインにミスも出て失点してしまったが、チームが推進力を失うことはなかった。63分に中山 仁斗の得点で同点に追いつくと、アディショナルタイムには途中出場してパワフルにゴールへ向かったアレフ ピットブルが決勝点を奪い、劇的な勝利を収めている。
どちらも取りたい5連戦の初戦。「水戸は(前節で)逆転勝ちをしているし、勢いを持って試合に入ってくると思う。僕らが受けちゃいけない」と、有馬監督は力強く語っている。
[ 文:寺田 弘幸 ]
