前節、大宮との上位対決を勝点1で終えた磐田。試合終盤に数的不利となりながらも二度の劣勢をはね返し、最後の最後で同点に追いつく意地を見せた。フェルナンド フベロ監督は「勝点1を持ち帰れたことは大きかった」と話しており、4戦負けなしの現状を前向きに捉えている。
磐田が完全にペースを握っていた後半の戦いぶりは、カウンターの機会も与えないほど相手を圧倒し、「前半とはまったく違う姿を見せられた」と指揮官も評価したが、その時間帯に得点を奪えなかったことは反省材料。今節も守備を強みとした千葉が相手なだけに、自分たちが主導権を握っている時間帯に確実にリードを奪うゲーム運びが勝利のために必要になる。
そのためには守備の安定も欠かせない。前節ターンオーバーで先発から外れた大井 健太郎は今節の先発復帰が濃厚。1点が勝敗を分ける戦いになることが予想される今節で、6戦ぶりの無失点を達成したい。
5勝1分5敗と10位の千葉は連勝中。前節・松本戦は先発9名を入れ替える大胆な策を講じながらも、佐藤 寿人、増嶋 竜也の2人が先発起用に応えた。彼らベテランの活躍もあり、松本に3得点で快勝。再開後ホーム初勝利も手にしている。
また、千葉には昨季まで磐田に所属していた川又 堅碁、田口 泰士が在籍している。彼らは松本戦で出場がなかったことから、万全のコンディションで磐田戦に臨んでくるだろう。
[ 文:森 亮太 ]
