ホーム・山形は連敗での8月スタート。7月から3試合無得点が続くなど苦しい時期もあったが、明治安田J2第11節から勝利が2試合続き、前節はドロー。少しずつ結果に結びついている。第10節・京都戦からはそれまでの3バックから4バックに変更。京都戦ではピーター ウタカ1人に4失点して3-4で敗れたが、勝った2試合は1-0。4バックでの連係面も徐々に改善している。
守備の柱である栗山 直樹は第10節直前の練習中の負傷で今季の復帰は不可能となったが、野田 裕喜が新たなディフェンスリーダーとして成長中。前線では山岸 祐也の3得点がチーム最多。ここからさらにFW陣の奮起が欲しいところだ。
甲府はこれまで引き分けが多かったが、前節は愛媛に3-2で勝利した。一時は逆転を許したものの、いずれも途中出場の金園 英学、ドゥドゥのゴールで再逆転に成功。8月以降を2勝3分としている。
前々節・徳島戦で負傷したジュニオール バホスが長期離脱になることが発表されたが、前節はメンバーを大幅にターンオーバーした中、中村 亮太朗がプロ初ゴール、中山 陸はプロ初先発、小林 岩魚も先発でのプロデビューを果たして経験を積んだことは、チームにとってもプラスになるはずだ。
両チームの対戦はセットプレーの盾矛対決としても注目される。山形は開幕戦でセットプレー絡みで2失点したものの、中断明けはゾーンディフェンスに変更してここまでセットプレーからの失点はない。一方の甲府はほぼ毎試合のようにCKから得点を奪い、セットプレーを得点源としている。ドローの試合が多い両チームだけに、セットプレーが明暗を分ける可能性は大きい。
[ 文:佐藤 円 ]
