前節の大宮戦、岡山は21分にイバに先制点を奪われるも、そこから修正を図って後半の立ち上がりに上門 知樹の2試合連続得点で追いついた。その後はピンチもチャンスもあった中で1-1のドロー。先制されたアウェイゲームで今季初めて勝点を持ち帰ることに成功したが、今季初の連勝はならず、勢いに乗れないでいる。
この状況を打破していくためには、得点力の向上が必須だ。明治安田J2第10節・水戸戦で3得点を奪って以降、7試合連続で複数得点を挙げることができていない。また、7月29日の第8節・京都戦でイ ヨンジェが得点を挙げて以降、9試合連続でFWの得点がない。FW陣には奮起を期待したいところで、チームとしてもチャンスの数を増やしてラストパスとシュートの質を高めていきたい。9日はシティライトスタジアムに駆けつけるサポーターとゴールの喜びを多く分かち合い、勢いに乗っていきたいところだ。
東京Vは前節、愛媛に0-1の敗戦を喫している。こちらは好調だった攻撃陣が7試合ぶりに無得点に終わってしまっている。愛媛のタイトな守備に苦しめられたが、アタッキングサードを攻略していくための技術とアイディアを披露できているシーンもあり、チャンスの数と得点の数が見合っていない試合でもあった。失点の多い前半をしっかりと集中して過ごして、得点の多い後半につなげていきたいところだ。
立ち上がりの見どころは、東京Vのビルドアップに岡山のプレスがどこまで踏み込んでいくのか。岡山としては東京Vの選手たちに自由にプレーさせたくない。
[ 文:寺田 弘幸 ]