ホームの山形のシーズン折り返しは17位。開幕戦で磐田に敗れたあと、リーグ再開後も攻撃の構築を進め、チャンスを創出する段階まで作り上げたが、決定力の課題に悩まされている。8月に4バックに変更したあとは結果が出始めたものの、9月に入り再び失速。1-2で敗れた前節・岡山戦もシュート数で見れば15対9と大きく上回り、決定機も複数回ありながら決め切れなかった。すぐそこに迫っているであろうトンネルの出口に、今節こそたどり着けるか。
磐田は開幕戦で幸先よくスタートを切ったが、ここまで連勝が一度しかなく、思うような勝点積み上げにはつながっていない。現在は7位。前々節・栃木戦では二度リードしながら、アディショナルタイムの失点で逆転負け。ダメージが心配される負け方をしたが、前節は甲府と1-1のドロー。前半から再三決定機を作りながら相手GKの好セーブなどに阻まれていたものの、セットプレーから大井 健太郎にゴールが生まれ、無失点が5試合続いていた甲府から得点をもぎ取った。後半早々に追いつかれ勝利はならなかったが、攻撃の破壊力を維持したまま、後半戦に入る。
よりボール保持にこだわりたいのは山形。パスで崩しフィニッシュを狙うが、磐田には縦に速いカウンターがある。切り替えやセカンドボールの争いは見ごたえがありそうだ。
[ 文:佐藤 円 ]
