ホームの山形は直近の4試合は3勝1分。前節・水戸戦では4連勝を狙って臨んだが、後半、途中出場の大槻 周平のゴールで先制したものの、わずか2分後に追いつかれ、1-1のドローに終わった。中2日の連戦が続く中、先発5人を入れ替えて臨んだが、「内容的にはまったく自分たちがやりたいことができなかった」(石丸 清隆監督)と持ち味のバスサッカーは不完全燃焼に終わっている。修正にかけられる時間は少ないが、アグレッシブにボールを動かすスタイルを取り戻せるか。
東京Vはここ4試合で1勝2分1敗。3戦前の愛媛戦では、相手に退場者が出たことも利用して4-1と大勝したが、その後の栃木戦、磐田戦では連続のスコアレスドローに終わっている。磐田戦もミドルレンジから積極的にシュートを打っていったが相手GKの好セーブに阻まれ、崩し切りたい場面では最後の精度が合わないシーンが目立った。勝利のためには、3試合ぶりのゴールが必要となる。
前回対戦の明治安田J2第7節はスコアレスドロー。山形、東京Vともにボールを保持することで主導権を握れるチーム。ゴールを奪うためにどのようにボールを動かすのか。あるいは、ボールを奪うために守備でどのように連動して追い込んでいくのか。ピッチ上の駆け引きにも目を配りたい。
[ 文:佐藤 円 ]
