長谷部監督は、選手たちが大事な一戦と認識して臨む千葉戦のポイントに先制点を挙げる。「どの試合でも先制したいとは思っているが、システムを含めて自分たちと似たスタイルの千葉が相手だから、特に先制点が大事になる。先制すれば、われわれの課題でもある複数得点の可能性が高まる」。そういう意味では、チームトップタイの7ゴールをマークしながら、今季二度目の累積警告で今節から2試合の出場停止となるフアンマ デルガドの欠場は痛いはず。それでも長谷部監督は「ほかの選手に時間が与えられたということ。彼らがチャンスをつかんで結果を残してくれたらな、と考えている」と、ここまでしっかりと準備してきた選手たちの奮闘を信じている様子だ。
一方の千葉も調子は上向きだ。明治安田J2第25節で水戸に1-5の大敗を喫したあと、第26節・大宮戦と第27節・町田戦はいずれもスコアレスドローで守備の立て直しに成功。すると前節の金沢戦では2-0と、複数得点と無失点の両方を果たした上で6試合ぶりの勝利も手にしており、今節はこの上ない状態で臨める一戦となる。前回対戦は、2-1と1点のリードで迎えた後半アディショナルタイムに失点を喫して勝点2を失った。そのゴールを許したフアンマ デルガドが不在となれば、サポーターのリベンジ達成の予感も高まるのではないか。
[ 文:島田 徹 ]


