「大宮相手に勝点3を取れたらチーム全体としても自信がつくので、今週はさらに大事な週だと思います」 相模原の和田 昌士は週末に控える試合をそう位置づけていた。相模原はJ3を2位で昇格しているため、J2では22番目のスタート。3試合を終えて無得点で未勝利だが、今季のコンセプトにしている粘り強く泥臭いサッカーで勝点2を得ている。そんな中で強敵の大宮を相手にJ2初勝利をつかみ取れば、和田の言うとおり間違いなく自信はつく。
相模原が22番目のチームとしてチャレンジャーであることは間違いない。しかし「選手たちの力が22番目と言っているわけではない」と三浦 文丈監督は話す。正しくは22番目にスタートしているチームだからこそ、「相手の背中をつかんで一つひとつ引きずり落としていこう」という意味。いまは2つの引き分けで18位まで上り詰めている。そこからどう上に行くか。そういう意味でも大宮との試合は重要なものになる。3試合で無得点といえど、岡山との試合はオフサイドの判定になったが、平松 宗が絶妙なタイミングで抜け出してゴールネットを揺らしている。向上していることは間違いない。
一方の大宮は、前節の京都戦が試合途中にもかかわらず雷雨のため中止に。相模原との試合後、中2日で試合中止時点で出場していた選手により19分からの再開になる。そのレギュレーションを踏まえ、相模原の三浦監督は「ターンオーバーをしてくるんじゃないか」と予想する。この中止がどのような影響を与えるのかも1つの注目ポイントだ。
果たして相模原は今節こそ初得点、初勝利を手にすることはできるだろうか。そして大宮はこの難しい状況をいかに打破して勝利を目指すのか。それぞれが順位をさらに上げるために、貴重な勝点3獲得を狙う。
[ 文:舞野 隼大 ]