金沢は東京Vと対戦した前節、開始早々に先制点を許しながらもバタバタすることなく、落ち着いてゴールを積み重ねていった。「トータル70分から80分くらいは自分たちがやろうとすること、そしてマイボールにしたあと、落ち着いてプレーができたんじゃないかなと思います」と柳下 正明監督が言うように、試合途中から相手が引き、ボールを持たされる形となったが、焦ることなく何度もチャンスを作った。瀬沼 優司、大谷 駿斗に移籍後初ゴールが生まれ、嶋田 慎太郎が2アシスト、丹羽 詩温にもゴールが生まれるなど、前線4人がそれぞれに結果を残したことも好材料だ。
相模原は大宮と対戦し、劇的な勝利を収めた。神奈川県内では最大瞬間風速20メートル超を観測するなど難しいコンディションだったが、風下となった前半を1失点で耐えると、最終盤の88分から2ゴール。その立役者となった藤本 淳吾は投入から4分後にCKから同点ゴールをお膳立てすると、後半アディショナルタイムにも「良い感じで中に入れたので、打ってみようかな」という形で左足を振り抜きネットを揺らした。
今節は勝利を収めたほうがシーズン初の連勝。前節の良い流れを確固たるものにしたい。
[ 文:村田 亘 ]