しかし、就任から1カ月が経った高木 琢也監督はチームの雰囲気に関して、「当初から暗い雰囲気を感じていない」と良い意味で驚いている。高木監督の下で4試合を戦い、少しずつ監督のやりたいことも浸透。「2人だったり3人、4人での絡みはだいぶ出てきた。チームとしての形を表現しつつあると思う。選手たちはよくやってくれています」と監督自身は評価する。
今季、北九州から相模原へ移籍した川上 竜は「相手がどこであろうとやることは変わらないので、いま(練習から)やっていることを積極的にトライしていきたい」と話す。北九州ではキャプテンを任されていた川上だったが、昨季の出場数は『22』。三浦 文丈前監督の熱いオファーと「自分がもっと試合に絡みたい」という気持ちで移籍を決断した。「キャプテンとしてどうなのか」と葛藤もあったが、「自分自身がこれから成長するためやプレーの幅を広げるために、積極的に取り組んで少しずつ伸びていると感じている」と手ごたえを得ているそうだ。そして、古巣相手に得意のミドルで恩返し弾を決めてくれるか。そこにも期待したい。
一方の北九州は前節・千葉戦でスコアレスドローに終わり、J3降格圏から脱出した。4試合ぶりに無失点に抑え、小林 伸二監督も「無失点は大きかった。千葉の個の強さを全体で抑えられたことは良かった」と手ごたえを得ていた。北九州としては3試合連続で複数失点が続いていたが、ここから守備を堅くしていけるか。
順位の近いチーム同士の対決になるため、J2残留争いを制するには必ず勝たなければいけない。そして前半戦最後の試合を良い形で締めくくり、残りの21試合へ向けてはずみをつけられるか。
[ 文:舞野 隼大 ]
