群馬がホームで金沢を迎え撃つ。勝点2差で競り合う14位・群馬と15位・金沢の対戦は、中位追走を懸けた戦いとなる。
群馬は8月中旬、主力選手に新型コロナウイルス感染症の陽性が発覚し、チームがスクランブルとなった。危機の中で戦った明治安田J2第26節・山口戦で、サブメンバーが発奮。進 昂平、北川 柊斗らの得点によって3ゴールの快勝。中2日で戦った延期分の第25節・栃木戦は、北川の先制点を決死の守備で守り抜き、1-0で辛勝。厳しいチーム状況下で今季初の2連勝を果たしている。2戦連続ゴールの北川は「多くの選手にチャンスが巡ってきたことでチームが活性化して、良い雰囲気になっている」と現状を話す。ピンチをチャンスに変えた群馬は、金沢戦で3連勝を目指す。
対する金沢は直近7試合で1分6敗。開幕から6月までは堅守をベースにして順調に勝点を積み上げてきたが、第19節・京都戦から3連敗。そこから引き分けを挟み、現在は3連敗となってしまっている。ただし、この間の対戦相手は上位陣が多く、一概にチーム状態が悪いとはいえない。第23節・千葉戦と第26節・磐田戦は1-2で敗れ(金沢は第25節が未消化)、直近で行われた第24節・長崎戦は0-2で敗戦となった。柳下 正明監督は「今季は特に勝点を取らなければいけない。キレイごとで勝点は取れない。不格好でもなんとしてでも勝点を取る、というプレーを最後までやってほしい」と話しており、群馬戦は不格好でも勝点を奪わなければいけないゲームとなる。
ともに中3日の過密日程で迎える今節。無観客でのリモートマッチは、両チームの総力戦となるだろう。
[ 文:伊藤 寿学 ]