相模原は甲府、新潟、磐田、千葉、長崎と続いた上位との連戦で勝点8を得て、波に乗ってきている。順位こそ最下位に沈んでいるが、このペースで勝点を獲得していけば、降格圏を抜け出せる。
高木 琢也監督はドローに終わった前節・長崎戦を踏まえ、今節に向けては「長崎とシステムがまた違ってきて、今度は3バック同士の対戦になる。その違いと、チームとして継続していくことは継続してやっていきたい」と話す。チームとして継続しているサイドからの速いクロス、裏への抜け出しは長崎戦でもできていた。しかし、結果はノーゴール。あとは最終局面でシュートを枠に飛ばすことができるか。
守備面においては、「竹重(安希彦)さんのスーパーセーブもありましたし、DF陣でかき出したのもあった」と木村 誠二は語り、ギリギリながらも失点をゼロに抑えることができた。これをもっと危なげなくするためには、「(相手選手を)ディフェンダー1人で止められればそれがベストですけど、それができなかったときにみんなでカバーし合っていかないといけない」と木村は続けた。
一方、山口は11日の明治安田J2第29節・町田戦で敗れ、連敗を喫した。しかし、「2日間で何か技術的に飛躍するのは難しいですし、まずは選手のメンタルを前向きに、矢印を前にもっていけるような働きかけをした」(渡邉 晋監督)と、中2日で臨んだ第25節・金沢戦では4-1と快勝。「ゲームの頭から相手に襲いかかるような姿勢というのは見せてくれたと思います。だからこそ、結果的に4ゴールというものにつながった」と指揮官は勝因を語った。
連敗から抜け出した山口は、これから勝星を重ねていけるか。相模原戦で勝利すれば、良い流れへもっていけるはずだ。
互いの目的のため、勝点3を目指す両チームの一戦は、白熱した試合になることは間違いない。
[ 文:舞野 隼大 ]
