「負けたもののチャンスがなかったわけではないですし、どっちが勝ってもおかしくない試合だった。良くなっているとは思います」と、ボランチで攻守において重要な役割を担う川上 竜は話す。0-1というスコアが示すように、あとはゴールを決めるだけ。前節も失点はFKからだった。先制し、試合を優位に進めることができれば勝機は一気に近づく。
J2残留に向けて、是が非でも勝点3を手にしたい相模原の相手は水戸。「秋葉(忠宏)監督になって、距離感よくゴール前でのコンビネーションで崩していくことがスタイルだと思う」と川上は印象を語り、「そういう相手に対して混乱せずに、しっかり守り切る。攻撃が特徴的なチームなので、そういったチームの守備の時間を長くすれば相手のリズムは出にくくなると思う。全部が全部受け身にならずに、守備では前から行って、攻撃では自分たちでボールを握る時間を増やすことが大事」とゲームプランを明かした。
一方の水戸は前節・金沢戦、先制しながらも追いつかれ、1-1のまま決着しそうな雰囲気が漂っていた。しかし、90+1分に山根 永遠のスルーパスから藤尾 翔太が決勝点を決め、ホームで劇的な勝利。良い流れで相模原の地に乗り込む。また、秋葉監督にとって相模原は2009年から2010年に所属していた古巣。相模原が神奈川県リーグ時代のときに選手兼監督として携わっていたチームだ。今季二度目の対戦ではあるが、Jリーグで相模原に戻ってきての試合は気合いが入っているはずだ。
とはいえ、相模原も残留のためには負けられない。また、今季はダブルを喫していないため、その記録を継続するためにもアウェイでの借りを返したいところだ。
[ 文:舞野 隼大 ]
