前々節で愛媛とのJ2残留争い直接対決に勝利し、降格圏との勝点差が『4』に開いた金沢だが、前節で琉球に敗れ、1試合で『3』に戻ってしまった。チャンスはあったが決め切れず、悪い形でのボールロストから押し込まれ2失点を喫した。「琉球が細かくつないでくる中で、ウチが同じように細かくやろうとすると琉球の選手もプレッシャーは早い。そこで腹をくくって1個飛ばすプレーも必要だった」と白井 裕人が言うように、自分たちの良さと相手の良さを考慮した上で、金沢の土俵で戦うためにすべきことを続けていく必要があった。
残り4試合は東京V、栃木、山形、京都とすべて順位が上のチームとの対戦。消化試合になっている相手も多くなるだろうが、琉球戦ではそういった相手からも勝点を取るのが簡単ではないと痛感させられた。そんな中で大切になることは何か。「90分通して悪いわけではない。やれていない時間帯を少なくするとか、相手のリズムのときに踏ん張り切れるかだと思う。チャンスがないのだったらパワープレーとか、攻撃のことを新たにやらなければいけないだろう。でもGKと1対1が何度かあるわけだし、続けていくこと」。柳下 正明監督は継続をキーワードに挙げている。
東京Vは前節、長崎に0-3で敗戦。前半は主導権を握れていたが、54分に山本 理仁が退場したあとに失点を重ねた。今節は山本が出場停止。佐藤 優平の欠場が続いている中、堀 孝史監督はどのようにやり繰りするか。前回対戦で2-4の敗戦を喫した金沢にリベンジを果たしたい。
[ 文:村田 亘 ]