完璧なスタート。東京Vが最終戦を3-0で飾る
SC相模原
DF 24
勝つしかない状況だったので、特に試合の入りは硬くなってしまって、後ろに重心がかかってしまったかなと感じています。 --東京Vの勢いを受けてしまった?どちらかというと、プレスが掛からずに押し込まれてしまったなと。 --ウイングバックの背後にボールを送り込んで深い位置から進入してきましたが、この辺りは事前にイメージできていましたか?もちろん練習ではやっていましたけど、実際に対戦してみてクオリティーの高さや、スピード感というのは試合をやってみないと分からない部分がありました。そのへんはヴェルディのほうが一枚上手だったなと感じています。
東京ヴェルディ
監督
ホーム最終戦であり、今季最終戦を良い形で締めくくることができてホッとしています。いろいろな状況がある相模原が相手で、高いモチベーションでくることは分かっていました。その相手よりも戦うということをやろうと伝えましたし、相手をリスペクトした中でも結果を出してくれた。良かったと思います。 --途中から監督を引き継いで15試合を戦ったが、今季を終えての感想は?自分自身、いろいろな責任を持ちながら、感じながらやる仕事だった。選手たちがそのへんを理解してくれて、信頼関係をうまく作れたと思う。 --選手たちの成長について。良い選手たちはそろっていると思っています。相手も本気のサッカーをしてくる中で、全員がまとまってどうすれば勝ちにつながるのかを選手たちも学んだんじゃないかと思います。 --契約満了が発表されていた柴崎 貴広選手が先発、富澤 清太郎選手が早めに出場したが?今年1年、彼らがやってくれた、試合に出られない中での仕事は大きかった。相模原さんの出方も踏まえながら、おそらく今日の最後のようにパワーを出してくるところで起用を考えた中で出場してもらいました。(東京Vで最後の試合になるからという)感情もゼロではないが、ほかのゲームでも起用を考えていましたし、最後だから出てくれというわけでもない。しっかりとチームとして戦う考えがあった中での起用でした。
SC相模原
監督
最終戦ということもありましたし、われわれは勝つことが条件の中で残留を目指してきました。たくさんのファンやサポーターの方々が足を運んでくださいましたし、そういう思いに応えられなかったことに責任を感じています。今日の試合の総括というよりも、いまはこの結果に対しての感想しかありません。非常に残念です。大変申し訳ないです。 --立ち上がりから押し込まれる展開になったが、メンタル面、戦術面、どちらに要因があったと思うか。両面あったと思います。こういう(残留を争う)場に慣れているか、慣れていないかというのが経験値としてあったと思いますけど、あまりこういう状況に慣れている選手はいないと思います。われわれの戦い方を含めて、問題があったのかなと、自分の中で責任を感じています。ただ、ヴェルディさんの入りのスピード感は抜群でした。J2でも高いレベルでサッカーをやっている証だと思います。そこにうまく対応できなかったということです。 --0-1で折り返したハーフタイムでシャドーを2枚交代しました。後半に向けてどのようなプランを描いていましたか?長いボールを使う考えはなく、ライン間でのボールの受け方がまったくできていませんでしたし、前半は背後のスペースに出られるわけでもなかった。そういう中で、シャドーを児玉(駿斗)と安藤(翼)に代えて、ライン間で顔を出しながら、ウイングバックに関してはボールが入ったら背後に出るようにと伝えた。ライン間の選手に対しては、サイドにボールが入ったときに相手のSBが食いついてきた場合は、トップの選手も含めて空いたスペースでボールを蹴るようにという話をしていました。それがうまくいくときもありましたし、そういう狙いを持って2人の選手を代えました。
東京ヴェルディ
DF 23
深澤 大輝
--今季初ゴールを最終戦で決めました。(ゴール場面の前の)自分のシュートで決めたかったが、そのあとにフクさん(福村 貴幸)がシュートして、カジくん(梶川 諒太)のところでボールが止まった感じになってこぼれてきた。もっているかなと思いました。(オフサイドかもと思って)副審も確認したが、大丈夫だった。喜び方も分からず、佐藤(凌我)や(森田)晃樹が駆け寄ってくれた。ベンチの人たちも「来い、来い」と言ってくれた。今日で最後となるトレーナーの方もいたし、最後に点を喜び合いたいという思いだったので良かった。 --試合の入りが素晴らしかったことについて。相手は5バックで、[5-4]のブロックを作ったときには押し込めると言われていた。そこでセカンドボールを拾い続けられたのが良かった。欲をいえば、前半のうちにもう1点が取れたら、もう少しラクなゲームになったかなと思う --今季を振り返って。17試合に出場できた。前半戦、特に2、3月はケガで苦しんだというか……。練習をみんなでやっていく中で、試合に出て活躍するんだという気持ちはメンバー外の選手も全員がもっている。そこをブレずにできたことが、最後に出ることができた要因だと思う。メンバー外の練習したスタッフ、選手にも感謝したい。
GK 1
柴崎 貴広
--最終戦で先発だったが、どんな思いで臨んだ?契約満了を伝えられたときに、そういう選手に対して最終戦で出してくれるというのはよくあるけれど、「それはやめてくれ」と強化部、監督には話した。でも、良い人たちがこんな日に自分を試合に出してくれた。その最終戦、勝って終わりたいのはみんなの思いで、足を引っ張らないようにと、その気持ちで挑みました。 --試合内容と結果について。相模原さんも残留が懸かっていて、勢いを持ってくるのは分かっていた。それ以上のプレーをしないと勝つことができないという中で、良いプレーをしてくれた。後ろから見ていて、みんなの成長を感じたし、心強いと思っていました。 --2人のお子さんと入場し、集合写真も撮影。その際、お子さんが涙ぐんでいたが。子どもには昨日の夜、ご飯を食べるときに(契約満了ということを)伝えた。そこから子どもはご飯もあまり食べられず、相当ショックだったみたい。子どもが産まれる前から自分はずっとヴェルディにいるし、彼もスタッフや選手たちにはいろいろと世話になっていた。クラブハウスに行けば、みんなが遊んでくれた。だから子どもの中でもかなりショックで、心配しているみたい。だからダメな父親だなと思うが、この試合が最後ということなので、良いところを見せられたらいいなと思って入りましたし、そういう家族に対して良いプレーを見せられたと思います。