では、徳島と秋田、両者の様子を見ていこう。
まず、前節・大宮戦を2-0で制し、今季初勝利を収めたホームの徳島。西谷 和希の今季初得点、ムシャガ バケンガのPKで先行。守備でも前線からのプレスが効果的で、主導権を握りながら試合運びができた。そして、カカ、石尾 崚雅、児玉 駿斗の3選手が今季リーグ戦初先発を飾り、選手が入れ替わった中でも徳島が志すスタイルで勝利した結果は大きいだろう。
対するのは、前節・金沢戦で激闘を演じながら敗戦を喫した秋田。ただ、ここまで5戦を終えて2勝3敗とまずまずの成績を残しており、ここで勝利を収めて勝率を五分に戻したい。注目は齋藤 恵太。スピード型のFWで、高いラインを保つ徳島相手には特長が生きそうだ。また、熊本在籍時の2016年に、J2初得点を決めたのがこの徳島戦。鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで今季初得点を挙げることはできるのか。
そして、両者の戦い方は対照的だ。
地上戦でパスをつなぎながらゴールへ迫り、敵陣では即時奪回で攻撃時間を持続させたい徳島。浮き球を多用した空中戦でペナルティーエリア角を目指しながら、キープした先でCKやスローインなどに直結させ、セットプレーからチャンスを構築する秋田。
どちらが主導権を握る展開になるのか、まったく想像できない噛み合わせ。90分後に勝点3を積み上げるのは徳島か、秋田か。
[ 文:柏原 敏 ]


