5連戦の4試合目までを終えて、長崎は2勝2敗の五分。前節はアウェイでの岩手戦に挑んだが、中2日の日程もあり、大幅なメンバーの入れ替えを敢行。すると、先発のチャンスをつかんだ山崎 亮平がハットトリック。奥田 晃也にも得点が生まれて、終わってみれば4-0の大勝。早々の大量リードもあり、早めの交代で疲労の蓄積を避けることにも成功しており、実りある勝利となった。
一方の仙台は5連戦の初戦から3連勝と好調な滑り出し。前節はアウェイの東京V戦に挑んだが、開始早々に失点。その後は同点に追いつくも後半に2失点を喫し、悔しい敗戦となってしまった。
両者のリーグ戦での対戦は長崎がJ1に初昇格した2018年以来となるが、長崎サポーターにとっては楽しみな一戦となるはずだ。というのも、仙台には長崎でプレーした経験のある選手が多数在籍しているからだ。富樫 敬真、氣田 亮真、名倉 巧(期限付き移籍中のため出場不可)の3選手に加え、スタッフでも原崎 政人監督、貝崎 佳祐コーチ、角田 誠アシスタントコーチ、ロドリゴ シモエス通訳。トレーナーやフィジオセラピストなど枚挙に暇がないほどだ。かつては長崎のために戦った選手、スタッフが今度は敵となって乗り込んでくることになる。
今季もJ2は大混戦。1試合の結果で大きく順位が変動するが、長崎は連勝と5連戦の勝ち越しが懸かる重要な一戦。仙台も昇格争いのためには連敗は許されない。勝利という結果で5連戦を締めくくるのはどちらになるのか。
[ 文:杉山 文宣 ]