アウェイの岡山は前節、大分に1-0で競り勝ち、連敗をストップさせた。チームの特徴は、サイドでボールを運べる田中 雄大や、センターFWで多くの役割をこなすミッチェル デューク、トップ下からパスを供給するステファン ムークや川本 梨誉などのタレントを生かしつつ、ワイドな攻撃を仕掛ける。後方でもヨルディ バイスと柳 育崇のCBを中心に守備強度が高い。また、今季からチームを率いる木山 隆之監督は2020年に仙台でJ1を戦っており、岡山の監督として初めて仙台に乗り込む。
ホームの仙台は前節、大宮を4-2で下して3連勝。2試合連続4得点と攻撃が好調で、チームトップの6得点をマークする富樫 敬真を筆頭に、5得点のドリブラー・氣田 亮真や、ボランチながら2戦連続ゴール中のフォギーニョら、多方向から点が取れるスカッドだ。チームとして「細かいミスを直す」(原崎 政人監督)ことでボール保持を磨き、攻撃の時間を増やしたいところ。ホームに戻って、さらに鋭さを増した攻撃を見せられるか。
今回の対戦では、両チームのGKに注目したい。岡山では前節、先発に抜擢された堀田 大暉が好セーブを連発し、無失点勝利に貢献した。堀田は仙台ユース出身で、出場すればプロ入り後初めてユアテックスタジアム仙台でプレーすることになる。
一方の仙台では、明治安田J2第11節から小畑 裕馬が先発でゴールを守っている。小畑も仙台ユース出身だ。ルーキーイヤーの2020年に木山監督に起用され、J1第2節・湘南戦でプロデビューを果たした。彼らが注目の一戦でどのようなプレーを見せてくれるか、楽しみなところだ。
[ 文:板垣 晴朗 ]


