3連戦の3戦目となる明治安田J2第26節。7月10日の昭和電工ドーム大分では、25試合を戦って9勝9分7敗の勝点36で7位の大分が、24試合を戦って10勝9分5敗の勝点39で4位の岡山を迎える。夏の連戦ということで懸念されるのは選手たちの疲労だ。特にドーム型スタジアムは蒸し暑くなりやすく、試合運びの巧拙も展開に影響を及ぼす可能性がある。
大分は前々節、ホームで千葉に2点ビハインドからの大逆転勝利を収め、前節は今季初の3連勝を懸けてアウェイでの山口戦に挑んだが、スコアレスドローで終了。高温多湿の厳しい状況下で、互いにハイラインの背後を突き合うタフなゲームとなり、終盤には両軍の選手が疲弊してミスを多発した。試合後には下平 隆宏監督が「何人かケガ人が出た可能性がある」と明かしており、中3日での今節に向けてコンディション回復とメンバー構成が気になるところだ。
ただ、相手に多く決定機を作られる展開ながら無失点にしのいだ粘り強さについては指揮官も評価しており、選手たちもアウェイで得た勝点1をポジティブに捉えて今後につなげると話す。今節はホーム連勝を期しての一戦だ。
岡山は前々節、ホームで熊本に完敗。相手のスピーディーで流動的なパスワークに対応し切れず、築いた好機も逃した。その無念さを晴らすように、ホーム連戦となった前節は大宮とのシーソーゲームを制して3試合ぶりの白星。2-2で迎えた後半アディショナルタイムにチアゴ アウベスが決勝点を挙げ、さらにPKで突き放して試合を終えた。
例年よりも早く進むシーズンの夏場を迎え、とにかく先制点を取りにいく姿勢を前面に出すチームが増えており、今節も序盤から殺伐とした戦いが繰り広げられそうだ。それを乗り越えて勝利をつかむのは大分か、岡山か。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]