千葉は11勝10分11敗で勝点43の10位。総失点32はリーグ4位タイの少なさで、チーム全体に守備意識が浸透している。最近は守備陣に負傷者が相次いでいる状況だが、出番を得た選手たちが堅守を披露しており、2試合連続で無失点。前節・徳島戦では西久保 駿介、田邉 秀斗、ダニエル アウベスで3バックを組み、結果を出した。仙台との前回対戦では負傷者が出て、システム変更を余儀なくされても無失点に抑え、ブワニカ 啓太の打点の高いヘディングと、カウンターからの見木 友哉のフィニッシュで勝利した。今節はその再現を狙う。
仙台はここまで16勝7分9敗の勝点55で3位。こちらは総得点が『62』でリーグトップだが、前節・群馬戦は第20節以来の無得点に終わり、自動昇格圏との差が『7』に開いてしまった。良さである攻撃力を取り戻し、ホームで3試合ぶりの勝利を挙げたい。ここまで6得点の氣田 亮真は「点は取れないときも、たくさん取れることもあるので、(前節の)1試合だけで悲観する必要はない。自信を持ってやっていくだけ」と、あらためてこの一戦で自身の武器であるドリブルなどでゴールに迫る。なお、氣田は千葉U-18の出身である。氣田のほかにもチームトップの12ゴールを決めている中山 仁斗や、キラーパスやミドルシュートが脅威の中島 元彦ら、どこからでもゴールを狙えるメンバーが千葉の堅守攻略を目指す。
シーズン終盤、互いにここまで磨いてきた武器を見せる一戦だ。
[ 文:板垣 晴朗 ]


