いわきは4試合勝利なしとJ2の厳しさを味わっている。この3連戦を総力戦と捉えて臨んでいる中で、初戦の前々節・大分戦で1-3と敗れてつまずくと、前節・金沢戦は0-3の完敗。序盤の2失点が大きな重荷となり、その後は反撃に転じるも良い形は作れず、前半だけで杉浦 恭平にハットトリックを許した。村主 博正監督は「僕自身のゲームの入らせ方に課題が残った」と振り返る。2試合続けて3失点している中で、サイドからのクロス攻撃で失点をしているのは気になるところだ。
また、前節は直近のゲームから先発11人全員を替えた金沢に対して、いわきはターンオーバーを敷けるほどの余裕がない状況で、90分戦えるメンバーを選出した。ベストメンバーとは程遠いチーム事情でありながら、試合の中でさまざまな経験を重ねたという言い方もできるが、結果がついてこないと後々苦しくなってくる現実もある。いまいるメンバーで悪い流れを断ち切るためにも、今節はホームで勝利したい。
いわきとは対照的に絶好調の群馬は、5連勝を目指してアウェイに乗り込んでくる。明治安田J2第6節・清水戦に3-1で勝利して以降、攻守がかみ合い、試合を重ねるごとに一体感が増している。
前節は平日ナイトゲームにもかかわらず、アウェイまで多くのサポーターが駆けつけた中で、ホームで全勝中だった大宮に対して、後半開始早々の平松 宗の得点を守り切って2試合連続完封勝利を達成した。そして、チームとして良い状況にある中で、今週にはDFの一角、岡本 一真がU-20日本代表候補トレーニングキャンプのメンバーに選出された。こちらも目が離せない。
1点が勝敗を左右することが予想される3連戦の最終戦。勝利を収めるのはどちらか。
[ 文:柿崎 優成 ]