甲府は前節、アウェイで群馬に1-2で敗れたものの、シュート数では9対6と上回っていた。一方のいわきは前節、3連勝中の長崎をホームに迎え、シュート数は21対4、CKの数も19対1とチャンスメークでは圧倒。しかし、ミドルシュートをDFがブロックしたこぼれ球をフアンマ デルガドに押し込まれ、0-1で敗れている。ともに勝利の可能性がある試合を落としたと言っていいだろう。
前節終了後、長崎のファビオ カリーレ監督が「いわきは競り合いが強いチームで、空中戦も強い。自分たちが望んでいるパス回しが全然できなかった」と言うほどの内容ながら、敗れたいわき。村主 博正監督は「『(選手が)よくやってくれた』では終わらせず、勝点3に結びつけることをやっていかないといけない」と話し、内容で上回り結果で下回った試合を総括している。今節は内容と結果の両方にこだわる意識をより高めて臨むことになりそうだ。
今季J2に昇格してきたいわきと初対戦の甲府は、ホームのアドバンテージを利用し、ファン・サポーターの前で、逆転負けを喫した前節の悔しさを晴らしたい。ここまで連戦でもスタメンをあまり替えない篠田 善之監督だが、3連戦の最後が遠方アウェイの熊本戦だけに、ここまでチャンスが少なかった選手に機会を与えるのかは注目点の1つ。3連戦を負けでスタートした両チームにとって、ネジを巻き直して臨む一戦となる。
[ 文:マツオ ジュン ]
