大分にとっては3試合ぶりのホームゲーム。前節、連敗を『3』でストップし、トンネルを抜けた手ごたえを得てアウェイ連戦から帰ってくる。今季は開幕からホーム5連勝と本拠地で強さを誇ったが、第11節・水戸戦でホーム初黒星。今節は再びホームで勝利を挙げたい。
連敗中に噴出したビルドアップの課題は、戦術的整理とそれに見合う選手起用で克服。前節は超攻撃スタイルを誇る藤枝に対して先手をとって上回り、無失点に抑えながら2得点を挙げた。9試合ぶりのクリーンシートと4試合ぶりの複数得点による勝利を引き寄せたのは、GK高木 駿を組み込んだビルドアップ。[3-4-2-1]同士のミラーゲームの各局面で数的優位を作り出した。
ただし、今節の相手・金沢のフォーメーションは3連敗を喫した町田、水戸、仙台と同じ[4-4-2]。前節の概念を特徴的な守備をベースとする金沢相手に応用できるかがポイントとなる。
その金沢は現在、3戦未勝利。前々節から中2日で臨んだ前節・栃木戦は先発10人を入れ替えて臨み、0-4と大敗した。相手のハイプレスに苦しみながら最後まであきらめずに攻めたが、決定機を仕留め切れず、得失点差は『-4』となった。今節はまたターンオーバーして、これまで出場を重ねてきたメンバーがピッチに戻ってくることが予想される。ここまでの得点数は『18』と、大分の『17』を上回っており、多くの得点を挙げて勝利した試合も多い。アウェイ連戦の2戦目となる今節、4試合ぶりに勝利してホームに帰りたいところだ。
ゴールデンウィーク最後の試合。スタンドのサポーターを沸かせるのは大分か、金沢か。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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