土壇場で追いついた大宮。連敗を『6』で止める
大宮アルディージャ
FW 28
理想は0-0の状態で(試合に)入りたかったけど、そううまくいかないのがサッカー。どんな状況でも自分が点を決めて、最低でも勝点1、さらに言えば勝点3を取れるようにと、そんなイメージをしながら見ていました。 --ゴールシーンを振り返って。ミートすることだけを意識しました。最初はファーを狙おうかと思ったけど、開いてミートだけを意識してニアかなと思い、打ったらうまく入ってくれたので良かったです。しっかり当ててニアに速いボールが行けば入るかなとは思ったので、イメージどおりに打てて良かったです。 --連敗を止めたことに関しては?良い起爆剤になったとは思う。これでよりアグレッシブにプレーできて、チームも乗っていけると思う。勝てていないので何とも言えないけど、次もアウェイでしっかりと勝点を取れるように、ゼロよりは1のほうが良い。連戦なのでしっかり準備していきたい。
--PKストップを振り返って。情報はあった。コースは甘くて、逆に難しいところに来たと思いますけど、しっかりとボールを見て、ボールに集中して止められたのは良かったです。 --自身がPKを止め、富山 貴光選手が同点ゴールを決めた。ベテランがこの勝点1を引き寄せたと思うが?トミ(富山)もそうだし(新里)亮も久しぶりに出てチームをまとめてくれたと思う。30歳を過ぎたベテランの選手がチームを引っ張っていかないといけないし、これを続けていかないと意味がない。この勝点1を無駄にしないようにしないといけない。 --追いついての勝点1はポジティブに捉えていいと思うが?チームとしての底力を見せることができたと思う。少なくともここ数試合とは違ったゲームだったと思う。相手に(ボールを)持たれて前へ出られない時間が続きましたけど、全員で意思統一をしながら戦えたと思います。 --きっかけをつかめた試合にはなった?こういうゲームを続けていかないといけない。今までもしないといけなかったけど、今日が1つのきっかけになるといいなと思います。
ファジアーノ岡山
監督
もちろん、3ポイントを狙って戦いましたし、そういう可能性が高い試合だったと思いますけど、結果的には1ポイントという形になりました。大宮さんのプランとして、きっと前半はしっかりと守って後半に少し前に出てくるプランだったと思うのですが、そのプランを崩していくためにはやっぱり前半に1点が欲しかった。苦しんだ中でも1つPKを取ったので、なんとかしたかった。ただ、それもゲームなので。 後半は「相手がたぶんもう少し出てくるよ」という話をしながら、「自分たちの試合に持っていくようにしよう」という話をしました。その中でいくつかポイントを挙げて話もしました。実際に、試合が少しオープンになって、相手も出てきた。もちろんそうなると、われわれが(得点を)取るチャンスが出てくるし、逆にそこで押されるとやられる危険性も出てくるので、そこはもう勝負かなと思う。でも、実際に自分たちのほうがゴールには近づいていたのかなと。大宮さんのほうも少し前に出てきて、われわれの陣地でプレーする時間が延びたと思いながらやっていましたけど、なかなか2点目が遠かった。なんとか1点をこじ開けましたけど、やっぱり勝負なので。1点しか取れなかったことが、最終的には勝点1に終わったかなと思います。最後は守り切りにいきましたけど、少しそこがやり切れなくて残念です。ただ、しっかりと切り替えて次に向かっていきたいと思います。
大宮アルディージャ
監督
大宮から遠く岡山まで、この雨の中、そして勝ちがない状況が続いてしまっている中でたくさんのサポーターの皆さんに来ていただき、後押ししていただいたことには本当に感謝しています。最後、もちろん勝点3を一緒に喜びたかったけど、あの時間で追いつくことができたのはエネルギーをもらえたからだと思う。この勝点1を次につなげないといけないと思っています。 ゲームは前半、良い守備から良い攻撃と思っていたけど、少し引き過ぎてしまって攻撃に出られない時間が続いてしまった。決定的なピンチはなかったと思いますが、苦しい時間をゼロでしのげたことは良かった。前半途中からは少しブロックを戻せた中で、PKを取られてしまった。ただ、それもGK笠原(昂史)のビッグセーブを含めて、ゼロで過ごせたことは良かったと思います。ハーフタイムに「もう一度しっかりボールを動かそう。怖がらずに動かそう」と話した中で、(後半は)自分たちの時間を作れていた。ただ、自分たちの時間の中で失点をしてしまった。良い時間で取れないと取られてしまう。われわれとしてはイヤな流れだったと思います。でも、これまでなら、ああいうシチュエーションで追いつくことができなかったですけど、今日はサポーターの力を含めて、選手たちも最後まであきらめない、この状況をなんとかしたいという思いでよく追いついてくれた。連敗もそうですし、アウェイで勝点すら取れていないところもそうですけど、その流れを変えてくれたと思います。連戦なので、しっかりと回復することが大事だと思います。この勝点1を意味あるものにしないといけないと思っています。
ファジアーノ岡山
MF 27
河井 陽介
--1-1の引き分けに終わりました。この結果をどのように捉えていますか?シンプルに勝点2を失った印象がありますけど、連戦なので引きずらないように、次の試合で切り替えることが大事だと思います。だけど、何で失点したのかというのは、みんなで突き詰めていかなくてはいけないし、次にそういう場面があったら絶対に逃げ切れるようにしないといけない。良い教訓にもなったと思うので、それを今後に生かせるようにしたい。生かさないと、この引き分けは意味がなくなってしまうので、次につなげていきたいと思います。 --前半はボールを保持して相手を押し込んでいましたが、どんな狙いを持って攻撃していましたか?相手が守備的に入ってきたのか分からないですけど、ブロックを敷く中で、ボールを持つ時間は長かった。だけど、なかなかブロックの中に入っていくことはできなかった印象です。もっとそこの質を上げていくことがチャンスを多く作ることにつながってくると思う。ボールを保持できたときや遅攻になったときの質を、もっと上げていかなくてはいけないです。
MF 15
本山 遥
--輪笠 祐士選手が負傷して、急きょ出場することになりました。冷静に試合に入ることはできましたか?自分が毎回試合のメンバーに入っているときは、ボランチで出るのか、SBで出るのか、五分五分だと思っているので、あまりそこに関して焦りとかはなかったです。 --アシストは素晴らしいロングパスでした。相手の2トップがずっとぼくを見てくる感じで、最初は2トップに見られている状態から、(河野)諒祐くんに入ったタイミングで、横にサポートしに行ったときに、相手のFWがまったくついてきていなかった。だいたいあそこで受けたときには逆の奥が空いている。それはボランチに入ったとき、いつも頭の中にあります。あとはパスを受けて、ああいうボールは得意なので、狙ったところに(パスを)出せて(田中)雄大が良い形で決めてくれたという感じです。 --次節は出身地の長崎での試合です。意気込みを聞かせてください。たぶん今年もたくさんの親戚が見に来てくれると思うので、昨年以上に成長した姿とかを見せたいですし、長崎はずっと上位にいて強いチームなので、気合いを入れて臨みたいと思います。