金沢はこの10試合で1勝、積み上げた勝点もわずかに『6』と、結果が出ない日々が続く。ただし、内容は決して悪くはなく、有利に進めて決定機も作りながら、勝利だけが足りないという試合が続いている。前節・秋田戦も、柳下 正明監督が「勝点1だけどちょっともったいない」と評する内容だった。ただし、前節は5試合ぶりの無失点。勝点1は持ち帰ることができた。これまでに何度もあった、優位に立ちながら負けるという最悪の結果だけはまぬがれることができた。『1万人チャレンジデー』と銘打って迎える今節、たくさんの観客の後押しも受けて、6試合ぶりの勝点3を目指す。
水戸はここにきて初の連勝、天皇杯も含めれば3連勝と結果が出るようになってきた。さらに前節・千葉戦は今季初の逆転勝利、前々節・大宮戦も一度は追いつかれながら最終盤に決勝ゴールを奪うなど、勝負強さを見せている。今季は1試合2ゴールが最多だったが、前節は4ゴールと大爆発。安藤 瑞季も待望のシーズン初ゴールを決めている。「今までこれだけ得点することはなかったので、選手を褒めたいと思います」と濱崎 芳己監督も手ごたえを口にした。守備では、FC大阪への育成型期限付き移籍から戻ってきた松田 佳大が初先発。最少失点に貢献しただけでなく、セットプレーでも存在感を発揮し、4点目のPK獲得にも絡んだ。さらには長井 一真や村田 航一らが復帰するなど、好材料をたくさん抱えて金沢に乗り込む。
[ 文:村田 亘 ]