2023/10/28 (土) 14:03 KO
第40節
入場者数: 8,010人
天候: 晴|気温: 23.2℃|湿度: 32%
徳島が貴重な勝点3を獲得。順位は15位に浮上
徳島ヴォルティス
--カイオ セザール選手の決定機をシュートブロックした場面は、その後のガッツポーズが印象的でした。チームとしても順位としても、この状況も含めて勝つしかないと思っていました。僕自身のことだけで言うと、外国籍選手に負けたくないという気持ちがありました。カイオ選手に得点を奪われてしまいましたけど、奪われてしまったことはしょうがないので切り替えて、とにかく追加点を取らせないことを意識していました。身体的に勝てない部分もありますけど、そういう相手には一番負けたくない。それをあの場面では表現してしまったのかなと思います。 --外国籍選手に負けないために工夫した部分があれば。途中から入ってきた都倉(賢)選手もそうですけど、良いポジションに入れさせない工夫は常にしていました。ちょっかいを常に出すようにというか、体を当てることはしていました。内田 航平選手も森 昂大選手もペナルティーエリアの中では、最後相手にちゃんとした仕事はさせていないと思うので、全員でしっかり守り切ることができました。 最後の局面でどれだけやらせないかが重要だというのは試合前から分かっていました。自分たちの得点の場面もカウンターからでしたし、前節、磐田さんにやられたことを自分たちができたと思います。そういう意味ではチームとして一体になって工夫できたかなと思います。 --得点の場面を振り返ってください。その前のシーンでカイオ選手がCKからのボールをヘディングで上に打ち上げて、それを波多野(豪)選手が回収したシーンが僕の中ではすごく印象としてありました。多分、長崎の外国籍選手たちはあれを意識的にやっているんだろうなというのが読み取れたし、得点の場面でも違う選手でしたけど、上に打ち上げた瞬間に「これはたぶん、誰も反応できないな」と思って、とにかく落下地点に入ることを意識していました。 --Jリーグ通算100試合目での得点になりました。いま、みんなに言ってきました。「(白井)永地の得点がすべてじゃないぞ」って(笑)。
--闘志や気迫がすごく見えた試合だったと思います。難しい状況が続く中で、自分たちのサッカーを表現するためのベースの前に戦う部分。そこは意識だけで変えられるものなので、強い気持ちを持って。チーム全員が、一人ひとりが意識することでそれが全体に伝染して、良い雰囲気の中で90分戦えたかなと思います。 --得点の場面について。うまく抜け出すことができて、ボールを運ぶ間にいろいろな選手がいろいろな動き出しをしてくれたことで僕の選択肢が増えました。その中で常にゴールを見て、ボールを運べていたので、位置を見てうまく流し込めたかなと思います。ちょうど僕の前に相手がいて、その選手がブラインドになってGKとかぶってくれたので、外から巻けば入るかなという感覚で、それが結果につながって良かったです。 --前半はセカンドボール争いやサイドで後手を踏んでいたが、後半は修正できた。まずはファーストプレスをしっかり掛けようというのがチームの中で出ましたし、後半に勢いを持って自分たちのサッカーを表現するために、そういう状況、雰囲気を作り出すというのはチーム全員が意識していたと思います。その中で前半よりもボールのピックアップの回数、スピードは上がったと思います。それが良い時間帯の入りを作ったのかなと思います。
V・ファーレン長崎
監督
この試合に関しては良いこともたくさんあったと思います。先制するまではすごく良かったのですが、そのあとペースが落ちてしまった。それはインターバルのときに(改善を)要求しました。今日の2失点に関しては防げたものだったと思います。最後、同点もしくは逆転を目指して戦ったのですが、クロスバーやポストに阻まれてしまいましたし、カイオ(セザール)にも二度チャンスがあったのですが、残念な結果に終わってしまいました。 今回に関しては明日の結果待ち。明日の結果次第で(プレーオフは)自分たち次第になるのか、自分たち次第ではなくなるのか。どちらかになると思います。ただ、ほかの結果が自分たちにとって良いものになっても、自分たちの仕事ができなければ意味がないので、残り2試合、自分たちの仕事をまっとうして勝ち、最終節を自分たち次第の状況にできればいいと思います。 --監督の言ったとおり、アラートさがあれば防げた失点だと思います。アラートさが足りなかったのか、あの瞬間だけ欠落したのか、どちらだったのでしょうか。甲府戦と似ているような部分があって、甲府戦は波多野 豪がそこまで仕事をする必要がなかったと思います。今回もそこまで仕事をする必要はなかったと思います。むしろ、相手GKのほうが仕事をしていたと思います。二度、ビッグセーブはあったと思いますが、難しかったと思います。ただ、自分たちのほうがゴールに近かったんじゃないかなと思います。 --チャンスは作れていたが、得点に結びつけるために選手たちに求めていくことは。引き続きいまやっていること、シュートを打ったり、エリア内に入っていったり、勝負を仕掛けたり、そういったことをやっていかないといけない。残り2試合は運も必要になってくると思います。ただ、運は一生懸命にやらないと巡ってこないと思うので、しっかり練習しないといけないと思います。
徳島ヴォルティス
監督
非常にお互いに熱のある、勝ちたいという気持ちがぶつかり合うような90分だったと思います。徳島でもパブリックビューイングがあって、100名前後の皆さんが僕らのホームタウンから応援していただいて、ゴール裏にもメインスタンドにもバックスタンドにも、ちらほらヴォルティスの塊があって、選手たちは最初から最後まで何かを切らすことなく、最後まで走り抜いてくれたと思います。 この勝点3というのは、僕たちは残留を決めたいですし、選手たちもその周りもずっとザワザワしている。でも数字上、残留を決めるというのは簡単ではなくて、僕たちは争いの中にいますから。その中で1ポイントではなく、3ポイントを取る。ゼロで帰るのではなく3を取って帰る。このレースの中では大きな勝点になったと思っています。 選手たちはシステムを変えながら、戦いながら、相手のいくつかのパワフルさ、正確さに苦しんだんですが、しっかりと良いトレーニングを積んでいた。トレーニングの内容が良いというよりは良いテンションで、中断期間もそうですし、この前の磐田戦も僕らは0-3で負けましたけど、パフォーマンスとしてはすごく手ごたえのあるものだった。 このゲームの前も、チームの全員で2チームに分かれれば、青い練習着と、ピンクのいわゆるサブ組のような形で前々日、前日と分かれることがあるのですが、ピンクのチーム、サブ組もかなり良いテンションでトレーニングしてくれて、僕も(試合メンバーの)18人はかなり迷って、考え抜いてここに来ました。 その中でしっかりと好調だった選手が途中から出て、走る。そういった姿を見られたのは残り2試合、たった2試合ですが、さらなる活性化というか勝点を3ポイントずつ積めるチャンスが2つありますから、そこに向けて僕たちはもう1回走るという意味でも、今日出たメンバーが走り抜いて勝ったということはチーム全員にとって良いものだったんじゃないかなと思います。 試合内容も目指していますが、結果として勝ち負けがありますが、内容というよりもしっかり走り抜いて、戦い抜いて、勝ったということがすべてだと思っています。また徳島に帰って、頭を切り替えて次の藤枝戦。藤枝さんは今日勝って、残留が決まったでしょうから、フレッシュな藤枝さんに対して僕たちもフレッシュに切り替えて、またぶつかっていけるように頑張りたいと思います。
V・ファーレン長崎
DF 8
増山 朝陽
--立ち上がりから、左からのサイドチェンジを受ける形が効果的だった。練習からやっていた形で、自分のところを見てくれというのは伝えていました。ヨネくん(米田 隼也)や(白井)陽貴もサイドチェンジのフィーリングが良かった。サワくん(澤田 崇)が中に入っていってくれるぶん、僕のところが空くので、そこはチームとして共有できていました。ただ、先制してからそういう回数も減りましたし、チームとして受けてしまったというか、強度が落ちてしまったかなと思います。 --20分過ぎから相手のCB、ボランチが持ち出すようになって、サイドから進入される回数が増えた。甲府戦の後半のような形を繰り返してしまった印象があります。浮いている選手を早めに捕まえることができなかったと思います。相手のFWと中盤の選手に、自分たちの前のところでウロチョロされるのは苦手になるような状況が続いてしまっている。そこをどうするかというのはもっと練習からアプローチが必要だと思います。 --後半の2失点目はシーズン終盤の緊張感のある時期に起こってはならないようなものだったと思います。最初のところで入れ替わってしまったし、ハンドだったのかもしれないですけど、プレーが続いている以上はファウルしてでも止めるべきだったと思います。ズルズルと下がらずに、1人はボールホルダーにアタックしなければいけなかったのかなと思います。あそこはしゃべって解決するはずのところですけど、この時期としてはイージー過ぎる失点だったなと思います。
FW 9
フアンマ デルガド
--前半は良い入りをして先制することもできたが。ゴールを決めるまではすごく良かったと思います。ただ、ゴールを決めてからはなぜか全体的に気持ちが落ちてしまった。ゴールを決めたときのレベルをずっと維持できるようなサッカーをやらないといけない。ゴールを決めたあとに気持ちを落とすのではなく、それを持続させていく。それに尽きると思います。 --シーズンの後半戦に入って以降、試合の中で波が大きい。メンタル的な問題はあるのでしょうか。トレーニングを重ねていく上でメンタル的なところも改善していく必要があると思います。毎試合、毎試合、レベルを上げていく練習をしていかないといけないと思います。 --先制したあとも守備では積極的にボールを奪いにいく姿を見せたが、後ろがついてきていないシーンも多い。それが自分のスタイルですし、みんなにはもっと勝ちたいという姿勢やメンタルを自分としても見せたいし、みんながそれに反応してくれることも期待しています。
DF 40
白井 陽貴
--磐田戦は3バックの一角だったが、今日は4バックの2CBとしてのプレーでした。意識したことは。DFとしてはクリーンシートで終えたいという気持ちは強かったです。4バックの真ん中なので全体をコントロールしたり、守備の中心としてプレーするという気持ちで入りました。そんなに攻められたという感覚はないんですが、イージーな形で失点してしまったところは、チームとしてもっとしっかりと見るべきだったなと思います。 --入りは良かったが、前半途中から徳島にサイドから進入される回数が増えていった印象があります。プレーしていて感じていたのは、自分たちがボールを持っているときが一番良い時間帯を作れているなという感覚でした。もっと前に行かせたかったんですけど、先制してから引き始めてしまって、緩くなってしまった部分があった。先制したときこそ、前がもっとアグレッシブに。リスクを負う必要はないですけど、それくらいの迫力で行ったほうが自分たちの持ち味がもっと出たんじゃないかなと思います。 --2失点目はセルフジャッジも良くなかったが、そのあと、誰もボールにアタックできなかった。全体的に攻め残りというか、攻めたあとに戻ってくるスピードがちょっと遅かったかなと思います。攻めているときのリスク管理がちょっと曖昧なのかなと思います。自分たちももっとラインを高めにできていれば、相手が運ぶスペースも消せるし、シュートを打つまでに相手に時間をかけさせることもできていたと思います。 自分はボールを持っている選手ではなくて、クシくん(櫛引 一紀)の背後に抜けた選手のケアに行こうとしたのですが、誰もボールに行っていなくて、そこに気づいてからアプローチに行ったときには遅かった。打たれる前のリスク管理をもっとハッキリできていれば防げた場面だったと思います。