前節の大敗を払拭。清水がパーフェクトゲームを見せる
大分トリニータ
--今日は特に前半、いつもより相手にパスを通される場面が多かったが。乾(貴士)選手が怖過ぎたので、そちらをケアしていると真ん中で北川(航也)選手にボールが入ったりして、ちょっとリスペクトし過ぎた部分もあったのかなと思う。シンプルに相手がうまい。特に両サイドは脅威だった。前からプレスを掛けて両サイドがターゲットになって、収めて逆サイドまでドリブルで持っていったりするのに対して、太刀打ちできなかった。かといってブロックを構えたら、相手はクオリティーがあるし、力のある相手だなと痛感した。 --一方で、乾選手のケアなど組織的な狙いは出せていた部分もあったのでは。そうですね。そこまで怖いパスを出させるなど自由にさせた感じはなかった。ただ、その1個奥の外国籍選手2人に自由にされてしまった。
清水エスパルス
監督
前節1-4で敗戦したあと、本当に強い勝ち方を見せてくれました。選手たちのリバウンドメンタリティー、躍動感など、素晴らしいものがあったと思います。この強い勝ち方を残りの34試合でも同じようにできるかどうかが大事です。 間違いなく、このプレーをさせてくれたのはアイスタに来ていただいたサポーター・ファミリーの力です。あの大声援、声が選手たちを奮い立たせてくれましたし、最後の最後までパワフルにエネルギッシュに躍動させてくれました。これぞホームだなというゲームができました。攻守においてかみ合った、良い勝ち方でした。 --前節から大きく変わったと感じた点について。前節あれだけロングボールに苦しんだ中で、今日は背後への対応、ヘディングのはね返し、それに対するセカンドボールの回収、ほぼパーフェクトに近いくらいやってくれました。だからこそ、前が安心して思い切ってプレスに行くことができたと思っています。 長いボールでひっくり返されてしまうと、どうしても攻守の切り替えで後手を踏んでしまいます。今日はそのような場面は少なく、すべてがかみ合った、われわれが目指す姿と言えるような試合ができたと思っています。
大分トリニータ
監督
まず、このスタジアムの最高のピッチ、最高の雰囲気の中で、今日はわれわれも最高のパフォーマンスを出して清水さん相手にチャレンジしたかったのだが、残念な結果になってしまった。もちろんアウェイで、相手のサポーターが作り出す素晴らしい雰囲気の中で戦わなくてはならないというメンタル的な準備、そして身体的な準備。実際、昨日は8時間ほど移動に時間を費やして、選手も相当大変だった中で今日はピッチに立って、最後まで走り切ってくれた。 ただ、やはり勝つことができなかったということは、いまのわれわれの実力の中に足りない部分が多いということだと、今日清水さんを相手にして証明されたと感じている。自分たちが今季トライしているシームレス・フットボールというものを、もっともっと清水さん相手にもアグレッシブに表現したかった。それができなかったのはやはり選手のメンタル面や体の準備を含めて、いろいろな要因があったかと思う。 やはりアウェイで清水さんを相手に勝つのは大変だなという中で、今度はホームで清水さんを迎えることができるので、われわれのホームではこのゲームより相手を上回って勝点3を取れるように、これから自分たちももっともっと積み上げて、今日のゲームのようにならないようにしっかりと準備して戦えるチームを作っていきたい。
清水エスパルス
DF 66
住吉 ジェラニレショーン
--2試合ぶりのスタメン。どんな思いでピッチに立っていた?いつもどおりでした。試合に出たからには結果を残したい。チームが勝てばいいかなと思っています。最終ラインの選手としては、この前の試合で4失点もしていたので、今日はゼロにこだわることを考えていました。 --チーム全体のうまくいった部分について。長崎戦のときは相手のペースに合わせて(プレスに)行ったりしている部分がけっこうありました。今回はそれを改善しようというところで、前の選手が行ったら、後ろの選手も連動して前へ行くことを意識していました。その前の愛媛戦、熊本戦のときも変わらずやっていたことです。今回はうまく機能したと思っています。 --最後は3バックにして完封した。勝っている状況の中で、試合をクローズするという意味で3バックになりました。そこはチームの中で意思統一はしており、一人ひとり役割は決まっていたので、そこに対しての驚きとかは特になかったです。
DF 14
山原 怜音
--ゴールシーンを振り返って。最初に相手をはがしたところで、北川(航也)選手が斜めの方向へランニングしてくれたことでスペースが空いたので、まずはそこに運びました。右に味方の選手がいたのですが、そこは相手の選手に切られていた。相手のCBが少し引いてるように感じて、持ち運ぶためのスペースもあったと思います。前に行くのは自分の特徴なので、もう一個前に持ち込んだとき、シュートを打てる距離感だなと思ったので、とりあえず打ってみたという感じです。 (打った瞬間は)全然入らないと思いました。GKがはじくようなボールかなと思ったんですけど、多少ブレていたみたいで良かったです。 --開幕4試合で2得点。個人の結果での手ごたえについて。もちろんゴールへの意識は高いですが、あくまでも僕はチームが勝てばそれでいいです。チームが勝つためにプレーする中で、自分のゴールが結果に結びつけばいいと思っています。 --前節と比較した守備面での手ごたえについて。前節やられた背後のケアというのは、最終ラインを含めて意識的に取り組んでいました。前線の選手も背後に蹴らせないように、強くプレッシングに行ってくれていました。今日は前から行く部分も後ろで守る部分も統一されていたと思うので、双方良かったのではないかと思っています。
FW 30
千葉 寛汰
--清水でのリーグ戦デビューとなった。ずっと幼い頃から憧れていた夢の舞台だったので、試合前から本当に楽しみでした。実際にピッチに立っても楽しめたと思っています。 --プレー面の手ごたえについて。途中出場の難しさは感じましたが、しっかりゲームに入ることはできたのかなとは思っています。最後まで走り切る部分など課題もありましたが、チャンスメークの部分や前線でボールを収める部分では貢献できたと思います。最後のチャンスを決められたら100点満点でしたが、次につながるプレーはできたと思うので、次にチャンスをもらえたときは結果を出せるように頑張りたいです。