大分は前々節・藤枝戦(1○0)と前節・清水戦(0●2)で今季初白星と初黒星。大分からは移動負荷の高い静岡でのアウェイ連戦で、清水へは片道8時間を要しており、特に試合内容的に完敗を喫した清水戦から中3日で迎える今節は、選手たちの疲労度が気がかりだ。清水戦ではタレント揃いの相手に個々の局面で上回られるうちに消極的になり、ペースを相手に明け渡してしまった。大敗する流れだったが、守護神・濵田 太郎のビッグセーブ連発でそれを回避したことを好材料に、今節は今季ホーム初勝利を懸けて自分たちのゲームに持ち込みたい。
5シーズンぶりにJ2に戻ってきた鹿児島は、ここまで2勝1分1敗。前節はホームに好調の千葉を迎えた。10日前にJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦で対戦したばかりで、鹿児島にとっては初の大会で1-0の勝利を飾った相手。リーグ前節は立ち上がりこそ相手に攻め込まれて先制を許したが、立て続けの得点で前半のうちに逆転すると、最終的には4-2で勝利している。
その試合で2得点を記録し、3点目にも絡んだ藤本 憲明は、2018年に大分のJ1昇格を支え、翌年にはJ1でも存在感を発揮したストライカー。一方、大分では、昨季まで鹿児島でプレーした薩川 淳貴が虎視眈々と“恩返し”の機会を狙う。大分の右SB野嶽 惇也と鹿児島の左SB野嶽 寛也の“兄弟マッチアップ”も予想され、トピック的にも見どころの多い一戦だ。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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