次第に勝っていった藤枝。76分、鮮やかに決勝点奪取
藤枝MYFC
MF 26
--決勝ゴールとなった直接FKの感触を教えてください。フェイントを入れれば相手のラインが下がってバラバラになるのは分かっていたので、それを狙って、ゴールの枠から外さないように意識して蹴りました。 --今季初ゴールは直接FKで決めました。今年の目標としてFKを直接決めたいというのはあったので、うれしかったですね。 --どちらに転ぶか分からないゲームでしたが、勝負の時間帯についてチームとして徹底できていた印象です。そうですね。今季の最初の頃は甘さが出てしまい、自分たちの良い時間帯に奪えずに逆に最後にやられてしまうという流れがあったし、そこはチームとして自分たちがやりたいことよりも、やるべきことにフォーカスしようと共有してきたのですが、ここ数試合はそれが結果に出ていると思います。そういう時間帯にスキを与えずに一丸となって戦えたことが、3連勝につながったと思います。 --大きな3連勝です。まだまだ上を目指すために、最初のほうの負けを取り戻さないといけないので、勘違いすることなく、もっと積み上げていけたらと思っています。
栃木SC
監督
厳しい状況になってしまい、栃木サポーターの皆さんに申し訳なく思っています。選手たちは勝とうという気持ちで挑んでくれていましたし、藤枝さんのディフェンスラインを圧倒するようなパワーを持っていこうと共有して試合に入り、最初はできていたと思います。惜しい場面も作れたので、それはポジティブに捉えています。 あとはコンビネーションとか、真ん中で受けるとか、動きに幅や深みを作るというアクションが今日はなかったのが残念です。それは継続することと、守備面ではある程度プレスに行く位置は決まったと思いますが、セカンドボールへの反応、球際で逃がしてしまう、競り合いで後ろにそらしてしまうというシーンについては、まだまだ強度が必要ですし、やっていかないといけないと思っています。 FKから失点しましたが、どうしても1回フェイクを入れられてラインが下がったというのはありますが、はじき返したいところですし、あのFKを与えることになるシーンも、パスミスからファウルを犯しているので、奪ったボールからのミスが多いなと感じました。 チーム状況は苦しいですが、なんとかトンネルを抜けられるようにチーム一丸でやっていきたいです。 --どちらにもチャンスがありましたが、後半の途中から藤枝の選手のほうがキワで上回ってボールを前向きにこぼすとか、走り切るとか、そこで上回られてしまった印象です。ボランチの2枚、(奥田)晃也はもともと守備の強度はそれほど高くはないですが、神戸(康輔)のところは強度を求めたいところです。頑張ってくれていますが、相手の勝ちたい執念にやられてしまうところがあるので、真ん中の強度を高めたいです。アンカーからダブルボランチにしたことで強度はある程度担保できていますが、まだ防御が緩いとは思うので、そこは練習から求めていきたいと思っています。 どうしてもキレイにやるところがあるし、攻めているときに「これくらいでいいだろう」というのが若干出ていると思うし、キワについては口酸っぱく言っていますが、どうしても相手にやられて流れを持っていかれてしまうことは反省点です。毎回反省していますが、やってもらわないと困ると思っているし、ただそれは僕の責任なので、もっと高めていきたいです。
藤枝MYFC
監督
栃木のストロングである縦に速い攻撃、ロビングボール、クロスという部分は想定以上に迫力があったし、われわれのラインが下げられたと感じています。ただ、そういうゲームになるよね、という話はしていました。われわれは安定をさせたり、圧倒的に支配したり、ということを標ぼうしていますが、この試合はそうはならないと共有してまいりました。ですが、その時間帯に耐えて、自分たちのボールになったときにもっと有機的にボールを動かすことができたらもうちょっと違う展開になったのかなと思います。ボールをロストし過ぎたのかなと。相手のプレッシャーの幻影に惑わされて、ロングボールが増えてしまったのかなと思います。そこは次節の秋田も同じような戦い方をしてきますので、精査したいと思っています。 ただ、相手の時間帯にしっかりと耐えて、自分たちのリズムにならないのですが、仕留め切る力がついてきましたので、そこは選手たちを褒めたいと思うし、チームのベクトルとして良い方向に向かっていっているのかなと思います。これを引き続き、耐える時間に耐えること、そしてわれわれのリズムが来たときにもっとリズムのある攻撃の時間を増やしたいと思うし、次節に向けて表現できるように準備したいと思います。 --どちらに転ぶか分からない展開で終盤にゴールを取り切れたことについて、全体的にはキワのところにおいて勝ちたい意志が上回っていた印象です。本当にここ3試合、水戸、群馬、今日の栃木と、争いたくない残留争いをしてしまっているチームですから、お互いに勝ちたい気持ちは強いと思います。そこで何がものを言うのか、前提の部分ですよね。球際、ライン際、相手よりも走り切る、その大前提の部分で相手を上回ることができる。それは勝っているからだと思いますし、勝ちながらどんどん修正できるように、また次も勝てるように準備していきたいです。
栃木SC
MF 38
小堀 空
--右のウイングバックの経験は?トキさん(時崎 悠前監督)のときに少しだけですね。公式戦は一昨年、最後のほうのアウェイ・甲府戦でやったくらいです。ここ最近は背後への抜け出しだったり、サイドの仕掛けが少ないと感じていたので、そこは違いを出さないといけないと思っていたし、少しは出せていたと思います。もっと背後を狙えたと思うし、そこは反省です。 --前半に中盤で引っかけたシーンでボールを受けて、カウンターでシュートまで行ったシーンがありました。あのときはいろいろな選択肢がありました。スルーパスもあったし、右の(矢野)貴章さんも動き出していたし、左にはトシ君(森 俊貴)も上がってきていました。一番はトシ君がフリーだったのですが、うまくCBの間を空けてくれたので、シュートの選択をしました。ちょっと真ん中でしたが。 --もう1個レベルアップするためには?シンプルにチャンスが少ないし、今日はFWがカカ(イスマイラ)と貴章さんだったのでもっとクロスを上げても良かったと思うし、その辺りの共通理解が足りなかったと思います。
MF 24
神戸 康輔
--お互いにチャンスがあるゲームでした。そうですね。藤枝も栃木戦仕様というか、やり方を変えてきて、自分自身のところで横に揺さぶることが多くなってしまったと思います。前にはカカ(イスマイラ)や(矢野)貴章さんがいたので、そこにもっと怖いボールを供給できればチャンスの数は増えたと思います。 --相手にさせてもらえなかったということですか?サイドからのクロスのほうが良いのかな、という感覚でプレーしていましたが、それだけでは相手も対応しやすいし、予測しやすいと思うので、もっと自分のところから縦に差すようなプレーがあれば良かったのかなと思います。自分が持ったときにFWにもっとこう動いてほしいという要求をしていかないといけないと強く感じた試合でした。 --8試合勝利なし、4連敗です。今日、自分が試合中に感じたのは、自分が縦に差し込む部分とか、終盤はやることが合っていなかったとか、自分が感じたことを練習から強く要求していかないといけないし、一人ひとりが感じている部分があると思うので、それを練習から突き詰めて、コミュニケーションをとってやっていかないといけないと思います。練習でやれることしか試合で出せないと思うので、1回1回の練習でもっと発信してぶつかっていかないといけないと思っています。