息詰まる駆け引きの先に勝者は生まれず。山口はクラブ初のJ2・4連勝を逃す
大分トリニータ
監督
今日は勢いのある山口さんを相手に、またしてもホームで勝点3を取れなかった。0-0の勝点1に終わってしまった。今日もたくさんの方が山口からもお越しくださり、われわれにとってはホームで是が非でも勝点3をという願いがあった。 残念ながら今日も勝点1に終わってしまって非常に悔しいのだが、いまのわれわれの厳しいチーム状況、そして今日の山口さんという難しい相手というところでは、負けなかったことは、私にとってはポジティブなことと捉えたいと思う。ただ、ホームに来られる方々はやはり勝利を期待しているし、ここ2カ月以上、ホームで勝利がない状況を作っていることについては、本当に私自身、責任を感じている。その結果に対しての責任は私にあると思うので、ファン・サポーター、応援してくださる方々は、私に矢印を向けていただきたい。選手は今日のゲームに関しても、本当に気持ちを込めて準備し、90分間、こういう暑い中でも切らさずに、自分のできるプレーを最後まで戦ってくれた。 また次はホームで徳島さんを相手に戦えるので、もう何度も「次こそは」と言っているのだが、本当に次は、是が非でも勝てる準備をして、また一緒に戦っていただけたらと思います。
レノファ山口FC
監督
まず、多くのサポーターの皆さまが山口から駆けつけてくれて、われわれを後押ししていただいたので、勝点を得ることができたと思っている。本当にありがとうございます。 試合のほうは、前半は少し、相手もケガ人が多いということで、想定していた部分とやり方や立ち位置が変わってきたところがあったので、少し躊躇してしまった部分があった。あとはGKからのキックに対して、長沢(駿)くんに競り負けてしまう部分があった。そこで、前半途中から修正したのだが、正直、前半は劣勢の展開だったと思う。 ハーフタイムにそこについては修正して、後半はある程度しっかりと意図した守備もできていたと思う。攻撃の部分でも前半は簡単なロストが多かったが、後半は(ボールを)動かせた部分もあった。だが、もっと幅を使って相手の脅威となる攻撃と縦に入っていく部分というのは、もう少しできたかなと感じている。 アウェイで大分さん相手に勝点1ということを考えると、もしかしたら今日の内容を見れば、お互いにピンチもチャンスもあったし、妥当な結果なのかもしれない。だが、ロッカーでの選手たちの表情を見ると非常に悔しそうな表情をしていた。そこがいまのわれわれにとって前向きな点かなと思う。クラブ史上初の(J2・)4連勝は達成できなかったが、その部分は今後の宿題として、次は清水、千葉と、前半戦の折り返しまでに2試合、厳しい相手が続く。なんとしても勝点を取って良い形で折り返せるように、目の前の試合に集中して臨みたい。
大分トリニータ
FW 29
宇津元 伸弥
--2トップの一角での先発だったが。裏抜けの得意なところを生かすように言われていた。最初に1本、ビッグチャンスがあったので、あそこで決めていれば試合の流れも変わったのかなと思う。アクションは起こしたつもりだったので、あとはもっと呼び込んで、背後のボールを増やしても良かった。(長沢)駿くんとうまくコミュニケーションをとれていて、スルーなども何本かあったので、そこはうまくやれていたと思う。 --後半はなかなかボールを持てなくなったが、その要因について。1つはセカンドボールが拾えなくなって相手に押し込まれてしまった点。こちらはCKも1本もなかった。もっと最初に押し込んでいくような時間が、僕たちにも必要だった。前節(・水戸戦)と同じように、ちょっとシンプルすぎたのが原因かと思う。
DF 18
野嶽 惇也
--今日はここ数試合とは少し立ち位置や戦い方が違っていたが、その感触について。五分五分くらい。中に人はいたのだが、今までの戦い方とは距離感が変わってきていたので、そこの微調整をもう少しできれば良かった。前節(・水戸戦)まではもう少し下でのつなぎもやりやすかった。 --大分が3バックに変えた直後に相手も3バックに変えてきたが、どう感じた?僕らが3バックに変えたとき、カタさん(片野坂 知宏監督)にテクニカルエリアから「守りに入るんじゃなくて、攻めにいくんだよ」と伝えられたので、自分自身はより前で裏を狙いにいった。あの時間は足元で受けても、ちょっと周りとの関係で崩せそうな感じがなかったので、CKでも取れればいいと思いながらやっていた。だけど、ミラーゲームになったときにもうちょっと全体でパワーを持って攻撃していかなくてはいけない。あそこから1点取りにいくのだというチームの雰囲気が、まだ感じられていない。