愛媛は明治安田J2第19節・水戸戦から3連勝を収めて勢いに乗ったかと思えば、前節は降格圏に沈んで尻に火のついた熊本に0-4の大敗。球際やハードワークなど、ベースの部分で大きく相手に上回られ、打つ手もことごとく裏目に出るなど、攻守両面で見せ場を作ることのできない屈辱的な一戦となった。
今節は最下位・群馬をホームに迎えるが、言うまでもなく群馬も尻に火がついている状況。第7節・徳島戦を最後に白星のない長いトンネルからいまだに抜け出せていないが、だからこそ、その苦境から脱しようとするモチベーションは高まっていると想像できる。
愛媛としては、受けに回れば前節と同様に苦戦を強いられることも予想されるだけに、立ち上がりからアグレッシブに立ち向かう姿勢が求められる。
群馬は第15節・仙台戦から指揮が武藤 覚監督に代わって以降、未勝利ではあるもののおおむね最少失点に抑えられており、大崩れはしていない。勝利を手繰り寄せられない課題は、リーグワーストの得点力にあると言わざるを得ない。
この状況を受けて、J1鳥栖からFWの
河田 篤秀と
樺山 諒乃介を補強。河田は7月8日から開く第2登録期間を待っての選手登録になるが、育成型期限付き移籍で加入した樺山は今節から出場が可能だ。
また、群馬はJ2長崎からも若手ボランチの
瀬畠 義成を育成型期限付き移籍で獲得。愛媛もJ1神戸から俊足サイドアタッカーの
浦 十藏を育成型期限付き移籍で迎え入れた。これら新戦力が今節でいかにチームに刺激をもたらすかも大いに注目される。
[ 文:松本 隆志 ]