三度目の正直でしっかりと。矢村が7月以来の連勝に導く
栃木SC
--タフなゲームでした。ご自身も途中で足をつっていました。キツいという感覚でしたが、僕自身が弱いです。 --前半から相手もGKが加わったビルドアップをしてきて、前から引っかけるというよりも構えていた。行きたい気持ちはあったんです。ただ、相手GKのキックが飛ぶので、(ワイドの)僕自身の重心が下がってしまって、今日で言えばドミ君(右CBの久富 良輔)のところが空いてしまい、そこに僕がアプローチに行きたかったのですが、(大島)康樹が二度追いする、そういう後手の対応になってしまったと思います。後半はそこに無理やりでも行こうとしたら良い形でカウンターに行けたので、前半から行きたかったところです。 --0-1の敗戦です。どう受け止めていますか?正直、メンタル的に厳しい部分はあります。でも、次の水戸戦は待ってくれないし、ダービーだし、ホームだし、サポーターの皆さんも前向きに応援してくれると感じています。応援してくれる人たちに対して下を向いている姿とか、消極的なプレーは見せられないと思っているので、絶対に勝点3を取らないといけないと思います。水戸に勝つことだけを考えて次の1週間を過ごしたいと思っています。
藤枝MYFC
監督
前節(・熊本戦)非常に厳しい中、勝点3を持ってきて、その前のホームでの悔しさ(前々節・山形戦/0●1)というのを振り払って、さあホームですと。二度と山形戦のような悔しい気持ちをサポーターにはさせたくないなという思いで、今日の試合は臨みました。 熊本戦の反省点から、ボールをしっかりつなぎながらミドルサード、アタッキングサードに入っていきましょうということが前半から……ちょっと前半の前半は、少し相手に誘われて奪われるシーンもあったんですけども、前半の中盤あたりからはしっかりとした意図的な崩し、有機的な崩しというのができて、決定的な場面を何度か演出できました。 ですけども決め切れずに、ちょっと自分たちで難しくしてしまったのかなと感じています。今までですと、こういう流れのときにセットプレーだったりカウンターから1点を失って0-1で負けてしまうというのが、われわれの上位に進出できない1つの理由だったんですけども、そこをしっかり耐えながら耐えながら、決め切るときに決め切る選手が決めたというのは非常にチームとしては士気が上がる勝ち方だったのかなと思います。 欲を言うと、その決め切る選手が前半にあったチャンスをもっと決めれば、たぶん本人も感じていると思いますけれども、チームとしてはもっと活性化したのかなというのあります。そこはサッカーですから、決め切れないときはある。でも、そこをしっかり守り切ったという攻守ともに連動したというか、同じ絵を描けた勝利なのかなと思っています。 最後、メンバー交代も含めて途中から入った選手も非常にタスクを明確にできているし、メンバー外の選手もしっかりトレーニングから準備している。こちらとしては誰を選ぶのか迷う。そういうチームになってきたのかなと感じております。この前の熊本戦でクラブの一体感だったりクラブ力というのが問われる試合をしっかり制したことが、この第4コーナーを回った最後の直線に勢いを活性化するようなエンジンになっているのかなと。この勢いというのを絶やすことなく、次の試合も勝点3を狙って、(勝てば)われわれの目指している数値まで届きますので、そこを目指して一心不乱に戦っていきたいと思います。
栃木SC
監督
前半はよくしのいだと思います。相手の圧を感じているので、どうしてもああなってしまうのだと思います。 バックラインから持ち出すということで、ワイドが高い位置を取ると下がってくれるので、そうするとこっちのCBの1枚がフリーになるので、後半は持ち出しながらやりました。相手の右サイドのモヨ マルコム強志選手のところを怖がらずに前にスライドして、プレスを仕掛けるところは決して悪くなかったと思います。右サイドの対応は圧力を掛けて中に持っていかれたときにボランチが引っかけることができれば良かったし、ハーフタイムにその辺りを修正して後半を迎えました。 後半はワイドが高い位置を取って後ろから持ち出すことができれば、相手CBが食いつくので、いろいろなところにスペースができる状態になったと思います。併せて、後半に選手を1枚代えただけで展開が少しずつ変わっていきましたけれど、大きな展開の中で細かいところが足りなかったと思います。オープンな展開になったときに個人の技量だったり、奪われずにキープしたりつなげたり、守備では1対1の対応が早かったり、そのカバーができたり、攻撃に行っていても危ないと思ったときに対応できたり。堅く守ることはできるのですが、攻撃に移行したときに1対1で勝てるとか、逆に守備に切り替わったときに瞬時に中に締めるとか、そういうことができれば良かったですが、随分と相手の圧を感じてしまったゲームだと思います。 特に前半はバックラインがおたおたしてしまったと思います。だったらGKに返して数的優位を作ってボールを運ぶとか、そういうことをやっていかないといけないし、今日は厳しいゲームだったと思います。ただ、カードを変えたことで変わっていったので、少し面白くなるかなと思っていましたが、攻撃から守備への切り替えが遅いので、真ん中がああいうふうに締まっていないときに個人の技量の差が出てしまったと思います。逆にそれをチームで守るために足を動かすところがうまくいかなかったと思います。 切り替えて次に向かいます。サポーターもたくさん来てくれていますし、残り試合は少ないですが、顔を上げて今日の反省点を修正して良かったところを継続して、次のホーム・水戸戦に向かっていきたいと思います。
藤枝MYFC
FW 9
矢村 健
決定機が前半、後半であったのに決め切れなくて、このまま終わったら自分のせいだなと思っていた。ポストだったりもあって、次は決めると思っていたので、その結果ああやって決められて良かったと思います。 --浅倉 廉選手にアシストをつけてあげたいと言っていましたが、有言実行となりました。そうですね。(浅倉は)1年目ですけど悔しい思いをしているというのも分かっていましたし、ゴールを決めるのが一番自信にはなるかなと思いましたけど、一緒に自主練もしている中で、(アシストは)彼もしっかり自分と向き合ってやってきた結果だと思います。自分の動きの特徴だったり、要求することというのをしっかり話し合えていたので、それが結果的にこういうふうにつなげられたのは、廉自身にもそうですし、ここからさらにお互いに数字をつけられればいいなと思います。 --難しい試合の中で勝ち切れた勝負強さの理由というのは、どう感じていますか。難しくしたのは自分が(得点以外の場面で)決められなかったところなので、そこは本当にDF陣も含めて申し訳ないなと思っていました。ただ、それでしっかり決め切れたことは勝利に一歩近づけたのかなと思いますし、焦れずにやり続けられたこともそうですし、(失点)ゼロで抑えてくれたということは、後ろもそうですけどチーム全体に感謝したいなと思います。
MF 8
浅倉 廉
--アシストは初ですか?やっとですね。アシストの1つ前とかはあったんですけど、正式にアシストになるのかは分からないですけど初めてです。ほぼヤムくん(矢村 健)のゴールですけど、自分がアシストしたというのが、こんなにうれしいんだって感じでした。 --矢村選手も喜んでくれていましたね。そうですね。練習からたくさんアドバイスとか要求をしてくれるので、本当練習どおりというかイメージどおりのプレーでした。ヤムくんとはプライベートでも仲が良いし、すごくお世話になっているので、初アシストがヤムくんにできてうれしいです。 --ピッチに入るときにどんなことを意識していましたか。ちょっと空中のボールが多かったので、自分とカジくん(梶川 諒太)でしっかりボールを受けて、下のボールで前進していくようにという意図でした。だから「降りてもいいよ」というのもあったんですけど、「最後はしっかり前で仕事ができるように」という指示でした。途中からだとチームの攻撃のスイッチを入れる役割なので、そういう意味では今日は良かったのかなと思います。