連敗を止めたのはいわき。鹿児島は苦境が続く
いわきFC
--自身が決めた素晴らしい得点シーンについて。加瀬(直輝)選手が走っていたのも見えましたが、練習でよくやっていた形なので、それが得点になって良かったです。ファーサイドも見えていたけど、ニアサイドのほうが可能性が高くて、うまく決まって良かった。得点を取りたい思いは常にあったので良かったです。残り8試合でもっと活躍していく中で、メンタル的に前向きになるゴールだった。連敗したあとの勝利だったので、これから連勝できるようにしたい。 --若干押される展開の中で決められたことは良かったのでは?押し込まれる中でピンチもあって、あの時間帯に得点できて良かったです。 --3点目は自身のサイドチェンジからだった。寄せてからサイドチェンジすることは狙っていたので、得点になって良かった。 --先週の反省から練習を含めてうまく改善できたか?今週は試合形式のメニューが多く、その中でチームの課題を落とし込めて、今日の試合に生かせた。
加入してからケガで出遅れて、やっと試合に出られたことは一歩進めた。途中出場してチームとして4点目を目指す中で、失点してうまくクローズできなかったことは後悔が残る。 --全体練習に合流していわきのやり方に慣れてきたか。八戸と違って練習も変わり、異なるサイクルに慣れながらプレーしていて問題はなく、自分のプレーを分かってもらえるように意識していました。 --今日試合に出場できて気持ちは安心したか。それとももっとやれたという気持ちか。出られたことは良かったです。八戸から移籍してきて、これからスタメンを獲るために競争に勝っていきたい。今日のパフォーマンスは展開が変わって難しいところもありましたが、まだまだやらないといけないことが多い。もっと自分を出せるように練習から取り組みたい。 --いわきへの移籍の決め手は?夏の移籍だったので悩んだところもあります。プロになって初めて多くの試合に出ていたので、そのままケガを治して八戸で出続けるのか悩みました。フィジカル的なレベルアップができる環境に惹かれて、それは自分が上を目指す中で必要なことだった。あとはJ2でできるチャンスがやってきたので、いわきに来てゼロからスタートして、もう1回J1で活躍する選手になるために必要な決断だった。
鹿児島ユナイテッドFC
監督
この試合をリスタートと位置づけ、今週の練習から何がなんでも勝点3を取る意気込みで準備をしてきたが、これは私の責任であるが準備してきたことがなかなか出なかった。先制点がポイントになると思っていた。われわれもチャンスがなくはなかった。結果論ではあるが、先に入っていたら違う結果になっていたかもしれない。それは“たられば”の世界であり、全体的にはわれわれのやりたいことができていなかった。球際や、攻守の切り替えの部分で相手のほうが早く、セカンドボールの支配も上回っていた。それが相手の得点という形で出てしまって、試合を難しくしてしまった。後半も先に失点し、さらに難しくなった。 この試合も死にもの狂いでやったはずだが、まだ足りない。残り8試合はもっと気持ちを入れながら、次の試合に向けて準備をしていきたい。
いわきFC
監督
鹿児島のアウェイの地にいわきからたくさんのサポーターに来ていただき、選手の力になりました。パブリックビューイングの声援を含めて感謝しています。 試合の入りをシンプルに、SBが食いついたところを外回しで敵陣でプレーすることを伝えて、できたところと悪かったところがありましたが、全体を通してタフに戦ってくれました。前節の仙台戦で出た課題であるビルドアップとか下道でつなぐところとかを、練習から改善に向けて(取り組み)今日の試合で選手はしっかり体現してくれました。課題があるとすればスローインの守備がおろそかで、修正は必要に感じています。 --仙台戦からのスタメン変更の狙いについて。仙台戦は仙台戦のプランがあって、鹿児島戦は鹿児島戦のプランがありました。後ろの作りについて堂鼻 起暉選手と大森 理生選手の配置は前日まで試して、迷って決めました。仙台戦の課題から、ビルドアップするところで前の選手を生かす場面とかを考えて今日の配置にしました。 --山下 優人選手をウイングバックで起用した狙いは?バランスが一番にありました。右の加瀬(直輝)選手のスピードと山下選手の組み立てを生かして、山下選手の後ろの石田(侑資)選手は右利きだけど左サイドで器用にプレーできますし、SBを食いつかせて背後も蹴れますし、左右の作りで変えました。
鹿児島ユナイテッドFC
FW 10
藤本 憲明
1点ビハインドの状況で入って、点を取り返すつもりでいたが、自分が入ってすぐにセットプレーで失点してしまった。後半にも失点し、そのぶん余計にパワーを出さないといけない試合になった。1点を返すことはできたが、少しの部分のズレの積み重ねが、失点という形で表れた試合だった。 --前節・甲府戦はゴール前の精度、今節は球際や切り替え。ポイントになる部分をクリアできずに負けが続いている。少しのズレの積み重ねが失点につながっている。仮にズレが起こったとしても、どこかで断ち切らないといけない。断ち切るという行動を、受け身にならずに自分たちから起こさないといけない。 --最後の1点に希望を見いだしたいところだが。前節・甲府戦で、個人的にもチーム的にもチャンスを決め切れなかったので、無理やりでもねじ込む気持ちを出すことはできた。ホームで負けてしまって、サポーターの皆さんに申し訳ないが、なんとかこのゴールを、次につなげるゴールにしたいと思った。
MF 34
鈴木 翔大
--難しい試合になってしまった。5連敗している中で、選手たちは死にもの狂いで頑張ってはいるが、今日も先に決定機があったのはウチだったにもかかわらず、決め切れていない。ああいうところを決めるか、決めないかが勝負の分かれ目になる。逆に相手のチャンスを1つ、止めるか止められないか、その歯車がかみ合っていない部分が数試合続いており、改善できていないのがいまの結果になっている。選手一人ひとりがもっと危機感を持ってやっていかないといけない。 --試合後はサポーターからも厳しい声があった。言われているとおりだと思う。自分たちはプロサッカー選手で、サッカーでお金をもらっている以上、サポーターの目に見えない練習でどれだけ良いプレーをして頑張っていても、週末の1試合を楽しみに観に来てくれるサポーターの前で、どういうプレーを見せられるか。そこで自分たちの評価が決まる。自分たちが情けないプレーをして、叱咤激励を受けて、歯がゆい思いをさせているという自覚もある。発破をかけられて、自分たちもやらなきゃという気持ちにさせてくれる。現実を受け止めて前に進んでいかなければいけない。