富山は前節・鳥栖戦に0-1で敗れて今季2敗目。序盤に押し込まれてアンラッキーな形で許した1点を取り返すことができなかった。リードして守備意識を高めた相手からゴールを奪うのは容易ではない。ハイレベルなJ2においてはなおさらだ。これを教訓にして開始から集中して守り、自分たちが先取点を奪う展開に持ち込む必要がある。そして中長期的には、リードされても追いつき、逆転できる攻撃力をつけなければならない。
アウェイでの前節と前々節・今治戦は無得点に終わっており、4得点を挙げたルヴァンカップ・千葉戦のようにアグレッシブにボールを奪いにいってチャンスを増やしたい。その千葉戦でハットトリックを達成した碓井 聖生、同じく活躍が目立った井上 直輝ら好調なアタッカー陣には守備のスイッチを入れる役割も期待されている。
一方の仙台は前節・磐田戦を2-3で競り負けた。リーグ戦直近3試合はすべて相手に先取点を許し、3戦勝ちなし(2分1敗)と足踏みしている。ルヴァンカップ1回戦・栃木SC戦もスコアレスのままPK戦の末に敗れた。今節こそ勝利を収めて上昇気流をつかみたい。前節、前々節・水戸戦とも2点のビハインドを追いついているように攻撃力は高い。前節はプロ3年目で20歳の名願 斗哉がJリーグ初得点を決めている。あとは守備の踏ん張り次第だろう。
[ 文:赤壁 逸朗 ]
