リーグ戦では2009年以来16年ぶりの対決。昨季の明治安田J2で6位となり、J1昇格プレーオフ決勝まで進んだ仙台に、今季11年ぶりにJ2に復帰した富山が挑む。現在6位と好位置につけ、26日のJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦でも千葉に快勝した富山の勢いが通じるか、興味を引く好カードだ。
富山は前節・鳥栖戦に0-1で敗れて今季2敗目。序盤に押し込まれてアンラッキーな形で許した1点を取り返すことができなかった。リードして守備意識を高めた相手からゴールを奪うのは容易ではない。ハイレベルなJ2においてはなおさらだ。これを教訓にして開始から集中して守り、自分たちが先取点を奪う展開に持ち込む必要がある。そして中長期的には、リードされても追いつき、逆転できる攻撃力をつけなければならない。
アウェイでの前節と前々節・今治戦は無得点に終わっており、4得点を挙げたルヴァンカップ・千葉戦のようにアグレッシブにボールを奪いにいってチャンスを増やしたい。その千葉戦でハットトリックを達成した
碓井 聖生、同じく活躍が目立った
井上 直輝ら好調なアタッカー陣には守備のスイッチを入れる役割も期待されている。
一方の仙台は前節・磐田戦を2-3で競り負けた。リーグ戦直近3試合はすべて相手に先取点を許し、3戦勝ちなし(2分1敗)と足踏みしている。ルヴァンカップ1回戦・栃木SC戦もスコアレスのままPK戦の末に敗れた。今節こそ勝利を収めて上昇気流をつかみたい。前節、前々節・水戸戦とも2点のビハインドを追いついているように攻撃力は高い。前節はプロ3年目で20歳の
名願 斗哉がJリーグ初得点を決めている。あとは守備の踏ん張り次第だろう。
[ 文:赤壁 逸朗 ]