水戸は前節・甲府戦では引いた相手に対してボールを保持する状況が続いたものの、なかなかチャンスを作れず、攻めあぐねる展開を強いられた。しかし、後半はチームトップスコアラーの渡邉 新太を中心にテンポの良いパスワークからチャンスを作り出し、57分と58分に決定機を創出。ただ、決め切ることができず、最後まで甲府の粘り強い守備をこじ開けることができないまま、0-0で終了。今季初の3連勝を逃した。
とはいえ、守備ではハイプレスとゲーゲンプレスを怠らなかったことで甲府にカウンターを出させず、ほとんどチャンスを作らせなかった。2試合連続無失点と守備の安定性は増しており、今節も積極的な守備を継続したいところだ。
一方の今治は前節、アウェイで山口と対戦。39分にショートカウンターから失点を喫するも、75分に横山 夢樹がカットインからシュートを決めて同点に追いつくと、89分に右サイドからのクロスをヴィニシウス ディニスが頭で合わせて、劇的な逆転勝利を収めた。今節に向けて大きな自信をつかんだことだろう。
現在、水戸は7位、今治は3位につけており、今節は上位争いを演じるチーム同士の対戦。ともにプレスや、攻撃のスピーディーさといった強度を強みにしているため、激しい攻防が繰り広げられることが予想される。だからこそ、局面で上回ったチームが勝利に近づくはずだ。果たして、勝点3をつかむのはどちらのチームか。
[ 文:佐藤 拓也 ]