明治安田J2も折り返し地点が近づいている。第18節で対戦する仙台と札幌は、欠場者が出る試合でもここまでに積み上げてきたものを発揮できるかが問われている。
アウェイの札幌は、6勝2分9敗の勝点20で12位。岩政 大樹監督は[3-4-2-1]から[4-4-2]へフォーメーションを変更し、役割を明確化して巻き返しを図っているところ。攻守のバランス安定が課題だが、DFとMFのラインで堅実に守り、
近藤 友喜のスピードや
スパチョークの技術と飛び出しといった高い個人能力がかみ合った攻撃を見せられれば勝利は近づく。前節・鳥栖戦での敗戦から立て直すことはできるか。
ホームの仙台は、9勝5分3敗の勝点32で暫定3位。就任2年目の森山 佳郎監督の下、前線からのプレッシャーと、中盤を厚くしたブロックという2つの守備手段を使い分けてきた。そこに今季は
鎌田 大夢と
武田 英寿のボランチを核にして攻撃の幅が広がっており、柔軟な戦い方ができつつある。前節・いわき戦で勝利を収めた勢いを持って、4試合ぶりとなるホームゲームで連勝を狙う。
両チームとも今節は出場停止の選手がおり、彼らの穴を埋めた上でスタイルを表現したい試合となる。
札幌は推進力のある
ジョルディ サンチェスが前節で退場。代役としては、前節で途中出場から得点を挙げた
中島 大嘉や、パワフルな
アマドゥ バカヨコらに期待がかかる。
一方、仙台は
井上 詩音が累積警告で出場停止。代役候補となるのは、高さを持つ
マテウス モラエスと、素早いカバーリングが特長の
實藤 友紀。それぞれの持ち味を発揮できるかに注目したい。
[ 文:板垣 晴朗 ]