1位対2位の頂上決戦が行われる今節、NACK5スタジアム大宮の3位と5位の対決は次点の注目カードだろう。大宮と徳島の勝点差は『2』。3位と7位の勝点差が『3』という“大団子状態”の現在、この試合の結果も、残り2節となった今季のJ2昇格争いを大きく左右する。
宮沢 悠生監督就任後、5勝1分と6試合負けなしで3位まで浮上してきた大宮は、指揮官が掲げた「すべてがファイナル」という考えのもと、その勢いを増長させている。
インターナショナルマッチウィークでU-22日本代表活動に参加していた副キャプテンの
市原 吏音は累積警告によって今節出場停止。前節・水戸戦で先発復帰して左SBで出場した
イヨハ 理 ヘンリーが代役候補だ。出場停止となる選手がいる一方で、出場停止が明ける選手も1人。今季、前節を除く全試合で先発してきた
下口 稚葉がピッチに戻る。「充電できた。100%。熱量がたまっている」と臨戦態勢を整える。
ホーム最終戦に向けて気持ちはおのずと上がるだろうが、宮沢 悠生監督は不変の姿勢を説いた。
「選手たちの意識が変わらないように、一戦一戦戦うということを常に意識できるように、メリハリをもって準備している。自分たちがやってきたことの積み重ねが次の試合で出るようにイメージしている」 徳島は前回対戦で大宮を1-0で下している。また、勝利した前節・甲府戦ではキャプテンの
岩尾 憲がひさびさの出場を果たした。2020年のJ1昇格を知るベテランがここに来てピッチに戻る意味は大きい。前節、エースの
ルーカス バルセロスを出場停止で欠きながら4得点を挙げた攻撃陣の勢いを持って、大宮に乗り込みたい。
チケットは早々に完売となった。冬の大宮が寒空だろうが、NACKは熱く盛り上がるだろう。
[ 文:田中 直希 ]