北九州・増本 浩平監督、鳥取・林 健太郎監督ともに今季で3年目となる指揮官が率いるチームは、大幅な戦力の入れ替えがある中でのスタートとなる。
北九州は
田中 悠也、
辻岡 佑真、
杉山 耕二、
山脇 樺織らが移籍。いずれも昨季の守備の主軸として戦った選手たちであることから、守備陣の構成や仕上がりが気になる開幕戦となる。ただ、町田から
奈良坂 巧、今治から
西袋 裕太、栃木SCから過去に北九州でプレーした
福森 健太らを獲得し、GKも昨季半ばまで先発を続けていた
杉本 光希が磐田からの期限付き移籍を延長するなど戦力的な穴埋めはできており、開幕までの準備期間で連係面や戦術の浸透はある程度まで進んでいる状況にある。
攻撃陣は昨季7ゴールの
永井 龍と
高 昇辰、6ゴールの
渡邉 颯太が今季も健在で、昨季途中に加入して19試合出場で2アシストを記録した
髙橋 大悟は町田からの期限付き移籍から完全移籍に移行。より深みのある攻撃が期待できる状態だと言える。
一方の鳥取は北九州とは逆で、攻撃の再構築が必要な状況。昨季チームトップの12ゴールを挙げた
富樫 佑太が奈良へ移籍するなど、攻撃陣の再編状況が今節の結果を左右するポイントの1つになりそうだ。その点で言えば清水から獲得した
矢島 慎也、昨季北九州に在籍した
高柳 郁弥ら期待の新加入選手がどれだけ補完できるかに注目したい。また、
篠田 大輝ら多くの大卒ルーキーを加えた中で誰が開幕戦でデビューを飾るのかも見どころとなる。
一昨季の明治安田J3での同カードは北九州が2勝、昨季は鳥取が2勝。特別大会となる今回はどんな結末が待っているのか。
[ 文:島田 徹 ]