明治安田J2・J3百年構想EAST-Aグループ地域リーグラウンド第11節、ユアテックスタジアム仙台では仙台と栃木Cが開幕戦以来に顔を合わせる。あれから約2カ月が経った中で、それぞれ成長を示したい一戦だ。
仙台は[3-5-2]、栃木Cは[4-3-3]を基本フォーメーションとして、攻撃時には大胆に前へ人数をかけるシステムを採用している。最初の立ち位置のままがっぷり四つで組み合えば、あちこちにギャップが生まれるため、スペースの取り合いとそこから展開される攻撃は見ごたえのあるものとなる。
アウェイの栃木Cは前節、同じJ2昇格組の八戸に2-4で敗れ、3試合ぶりの黒星となった。ただ、
山下 敬大が抜群の得点感覚を発揮して2得点を奪取。さらに、サイドの
田中 パウロ淳一、中盤の
加藤 大ら攻撃陣は勢いに乗れば相手の脅威になる。前々節・相模原戦で無失点に貢献し、PK戦では2本のセーブを見せたGK
相澤 ピーターコアミを中心に守備を引き締めたいところだ。
ホームの仙台は、前節・相模原戦で3-0の勝利を収めた。
菅田 真啓ら強さと冷静さを兼備した守備陣が、落ち着いて相手の縦に速い攻撃を食い止めて試合をコントロール。前半終了間際に
五十嵐 聖己が2試合連続となる得点を奪い、後半終盤には途中出場の
梅木 翼と
杉山 耀建が加点して勝負を決めた。
決定機の数に対する得点数をさらに上げていきたいところだが、今季ここまで少なかった途中出場の選手に得点が生まれたことは今後に向けて明るい材料。攻め合いが予想できる今節も、攻撃の新たなヒーローが生まれるか期待がかかる。
[ 文:板垣 晴朗 ]