両チームともに中2日で臨む一戦。高知が今季全勝中のホームでFC大阪を迎え撃つ。
高知は前節で奈良と対戦し、90分を終えて0-0。PK戦の末に敗れた。奈良の守備を前に攻撃が停滞し、チャンスを作り切れない、もどかしい試合だった。吉本 岳史監督も「相手の背後に走っている選手をうまく使えなかった。押し込んだところでも慌ててしまってゴール前にへばりつくような攻撃ができなかった」と振り返っている。
ただ、収穫もある。この日、Jリーグデビューを果たしたGK
村田 侑大は90分を無失点で終え、PKストップも披露。プロ初先発の
松本 大地は3バックの一角として70分を戦い、今季初出場となった
深川 大輔のボランチ起用も可能性を見せた。約1カ月メンバー外だったベテラン・
三門 雄大も復帰し、後半途中から出場した。シーズン終盤の過密日程で疲労が蓄積される中、これまでと異なる選手がピッチ上で存在感を見せたことは、チームにとって追い風になるだろう。今節はどんなカードで勝負に挑み、誰が勝利を引き寄せるのか、注目だ。
一方のFC大阪は前節、明治安田J2・J3百年構想WEST-Aグループで首位に立っていた徳島と対戦。90分を2-2で終えた末にPK戦にもつれると、14人目でGK
菅原 大道が止めて白星をつかんだ。PK戦での敗北を含めて6連敗と苦しい状況に陥っていたが、ここでようやく連敗から脱することができた。
連敗の要因となっていたのは、得点力。得点数8というのは、J2・J3百年構想リーグのワーストタイ。その結果、これまで90分で勝利できたのは2試合のみで、直近では3月15日の第6節・愛媛戦となっている。前節の複数得点と連敗ストップを起爆剤に、ここから上り調子となれるのか。今節の結果が、この先のシーズンのカギを握りそうだ。
[ 文:朝井 ひなた ]