
2026/5/2 (土) 14:00 KO
地域リーグラウンド WEST-B 第14節
入場者数: 9,765人
天候: 晴れ|気温: 23℃|湿度: 42%
閉塞感をこじ開けた鈴木大馳。追いついた鳥栖がPK戦で上回る
テゲバジャーロ宮崎
--鳥栖はシャドーの動きに特徴があるチームですが、対応についてどのようなイメージを持っていましたか?チームの考え方としてボランチが捕まえにいくというふうにやっていたので、そこはうまく捕まえられた部分はありましたけど、やっぱり時間が経つにつれ難しくなった部分もありました。そこはもう少し、やり方を考えながらプレーできれば良かったかなと思います。 --得点の場面は合わせるイメージでしたが、枠を外さないようにというイメージもあったのでしょうか。ファーポストを狙ってそこに入っていくという話だったので、中の選手の動きもあって相手GKが動けなかったのかなと思います。 --構えてから蹴るまでがかなり速かった印象があるのですが、普段からあのリズムで蹴っているのでしょうか。今回は相手のラインを見ながらで、(相手GKと最終ラインの)間に落とすことを意識していました。それもあってちょっとテンポを変えて蹴ることは意識していました。自分としてはベストのボールを入れられたかなと思いますし、触られずに入ったので良かったです。 --90分で見ればアウェイで勝点1を持ち帰ることができたという見方もできます。もちろん、自分たちが目指すところは勝点3ですし、この百年構想リーグはJ3のチームと戦うことが多く、今回のようにJ2のチームと対戦するというところで勝利が自分たちにとっては大事なことでした。(90分で)引き分けというところでは、もう少しレベルアップしないと来季のJ2では戦えないかなとあらためて感じた試合でもありました。
サガン鳥栖
監督
今日は強い、首位を突っ走る宮崎に対して、私たちもホームで意地を見せたい、プライドを懸けて戦いました。その中で勝点3を取れずに悔しい思いもあるのですけど、前半戦のアウェイではいろいろな面で課題を感じた、差を感じた宮崎に対して、攻守に自分たちの時間帯を多く作ることができましたし、FKから失点して難しい展開になりましたが、そこからブレずに自分たちのフットボールをやり通して同点に追いついて、チャンスもたくさん作れました。そこは交代選手も含めてパフォーマンスを評価してあげたいと思います。 こういう強い宮崎に対して粘り強くPK戦で勝てたことも非常に大きな勝利だと思っています。前節(・鹿児島戦)、あの内容でPK戦で負けることによって報われない思いを数日前にしたばかりなので、本当にそういう意味では彼らのメンタル的な成長も含めてこの一戦は大きな成長を感じましたし、このホームではPK戦は2勝なんですね。アウェイでは(PK戦で)2敗ですが、やはりこのスタジアムの熱い思い、声援というのが非常に大きかったと思います。今日はPKの順番は、前回私が決めて敗戦したのでコーチ陣に任せました。コーチ陣がしっかりとジャッジして、全員が決めてくれたことを非常にうれしく思いますし、あらためてコーチ陣に感謝したいなと思います。 --鈴木 大馳選手の試合を通しての動きとゴールの評価を教えてください。大馳は一戦一戦本当にたくましく成長しているなということを実感しています。攻撃のところは非凡な才能を持っている選手ですが、守備のところ、戦うところ、ハードワークするところはまだまだ課題が多い選手でした。ただ、私が彼と出会って1年3カ月ほどですが、攻撃の才能にプラスαして、守備の自己犠牲、ハードワーク、球際のバトルのところ、空中戦の競り合いなどに一つひとつ成長を感じますし、今日も本当にあのシュートはなかなか打てないと思うのですよね。今季初得点を挙げて以降も彼がしっかりとスコアを残していることに対して非常にうれしく思います。去年の(新川)志音選手もそうなんですが、若い選手というのは1点取るとグングンと成長するということを私は過去の経験から感じていますので、まさに大馳もそういうフェーズに入っているのかなと思っています。
テゲバジャーロ宮崎
監督
まず、アウェイの地までたくさんのサポーターが来てくれて、また、ホームの鳥栖のサポーターの皆さんも素晴らしい雰囲気を作っていただいた中でゲームができたことは非常に感謝しております。 ゲームに関しましては、うまくコントロールできていたゲームだったなというのが正直なところです。相手の意図をうまく消しながらわれわれは攻撃していくというところでは、非常に良いゲームだったなと思っています。ただ、最後のところですね。最後もう1つ、入り込まないといけないところで、いつもより入り込めなかったなというのが複数得点に至らなかった点かなと思っています。それでも、選手たちは非常によくやってくれて、このJ2でも上位にいるような鳥栖さん相手にわれわれを表現できたというのは収穫でしたが、あらためてまだまだ足りないんだなというところも明確にありますので、良い学びがあったなと思っています。継続しながら頑張っていきたいと思います。 --普段よりも入り込めなかった要因についてはどう感じていますか?基本的にはコンディションがもう少し整っていないといけなかったなと思います。連戦もありましたし、ちょっと暑さもあったのかなというところもありました。いつもよりちょっと出力が出なかったかなというところですね。 --鳥栖はシャドーの動きに特徴のあるチームです。そこの管理はおおむねうまくコントロールできていた印象ですが、どのように対応を図っていたのでしょうか。いま、おっしゃっていただいたようにシャドーのところを消すというのは当然で、本当に良い選手がいますので、そこをうまく消すというのがわれわれのポイントでした。選手たちはそこをうまく理解しながら、3CBにプレッシャーを掛けるというところはうまく機能したと思っています。 --PK戦はチームとして今大会初めての経験になりました。感想を教えてください。見ているお客さんはハラハラドキドキして楽しかったんじゃないかなと思います。通常のリーグ戦(のレギュレーション)でいけば、勝点1を取ったというところで、アウェイで鳥栖さん相手に勝点1を持ち帰れるというのはポジティブな戦いだったかなと思っています。PK戦はワクワクして楽しいですね。
サガン鳥栖
GK 1
泉森 涼太
--アウェイでのJ2・J3百年構想WEST-Bグループ地域リーグラウンド第8節・鳥取戦以来の先発になりました。(松原)颯汰が良いプレーをしていたぶん、僕自身も結果につなげないといけないという部分では、プレッシャーや今後につなげないといけないという意味での緊張感はありました。 --ケガとはいえ、試合に出られない時期は久しぶりでしたが、この期間はどんな思いで過ごしていたのでしょうか。まずは自分のコンディションを戻すこと、ケガをしっかり治すことにフォーカスしていました。次に出番が来たときにパフォーマンスを落とさないようにすることを常に意識しながら練習でも取り組んでいました。ただ、今日の90分のパフォーマンスについては全然良くなかったので、反省して次につなげないといけないと思っています。 --失点の場面はクロス気味のボールを間に落とされてしまい、触ることなく決められてしまいました。まずはライン設定が少し低かったというところ。あそこはGKである僕が気づいてもう少し高く設定するということはできたかなと思います。ボールに対して誰かが触ると僕が思ってしまって、ヘディングシュートに対して(備えて)まっすぐ下がってしまい、インスイングのボールに届かないという状況でした。もうちょっとボールの軌道を見て、誰が触るのか、触れないのかというのを見極めて下がる方向やボールにアタックする方向を決められていれば、防げた失点だったと思います。
MF 18
玄 理吾
--宮崎がかなり鳥栖のやり方を研究した形で立ち位置を取ってきました。プレスの掛け方では苦労したのではないでしょうか。けっこうボランチがハードワークしてきて、自分がサイドに流れたところでもキャッチしてきたのですが、それでもうまくはがせたところはあったかなと思います。90分通して全部がうまくいくわけではないので。失点につながったところでは相手のプレスがうまくハマって奪われてしまいましたが、勇敢にボールを受けてはがすこともできたシーン自体は多かったかなと思います。そこから相手コートに入ったときのアイディアなどは前の選手の仕事だと思うので、自分もそうですが、もっと発揮できていれば良かったんじゃないかなと思います。 --宮崎は弓場 堅真選手をうまくピン留めした状況でビルドアップしてきましたが、試合の中でのアジャストについてはどうイメージしていましたか?自分たちの左サイドにうまく追い込みたかったんですが、相手も左CBと左SBがうまかったです。強度を高くしてプレスに行くタイミングというのが重要だったのですが、それを取れなかったのは修正していきたいです。そういうときに形を変えるのか、どういった方向性でプレスを掛けていくのかはミーティングや映像を見ながら確認していきたいです。 --少しこう着した時間帯が長かった印象ですが、焦りなどはなかったのでしょうか。焦りはなかったです。セットプレーで失点してしまいましたが、逆転できると思っていたし、周りにもそういう声かけをしました。逆転まではいかなかったですが、非常に惜しい形は後半に何度も作ることができました。ただ、後半の頭からもう少しチームとして勢いを出せれば良かったかなと思いましたが、前進のところで手こずった場面も多かったので、そこは修正していきたいです。
MF 47
伊澤 璃来
--2種登録でトップチームデビューになりました。ピッチに入るときは緊張はなくて、ワクワクのほうが強かったです。シュートまで持ち込めたところは、自分の持ち味も通用するんだなとは感じられました。公式戦のこの雰囲気はめちゃくちゃ楽しむことができました。 --初出場で際どいシーンを作ることができました。(シュートを打った)あの場面でも、しっかりとファーストタッチが決まっていたらもう少し早いタイミングでシュートを打つことができていたかなと思うので、あそこはもっとこだわって練習からやっていきたいです。 --このタイミングでのトップチームデビューとなりました。今年、2種登録してもらってからは公式戦のピッチに立てるように頑張ろうと思っていました。ただ、去年なんかはそんなことを考えてすらいなかったので。個人的な目標としては、高校3年生でスタメンを獲れるくらいにやっていくことなので、そこに向けて頑張っていきたいです。