2月に始まった明治安田J2・J3百年構想リーグもいよいよ地域リーグラウンド最終節。EAST-Aグループ2位の秋田が、6位の栃木Cをホームで迎え撃つ。ここまで積み上げてきた17試合の集大成をソユースタジアムのピッチで発揮するのはどちらか。
栃木Cは前々節・群馬戦までの5連戦で3勝2敗と勝ち越しに成功(うち1勝はPK戦勝ち、1敗はPK戦負け)。前節は山形をホームに迎え、3-0で快勝。今季初めて2試合連続のクリーンシートを達成し、失点を減らせていることもポジティブな要素だ。
知念 哲矢は「ゴールデンウィークあたりから僕たちのやりたいサッカーを少しずつ表現できていて、(前節は)そこに内容もしっかりついてきた」と手ごたえを感じている。
一方の秋田は前節、ホームで行われた群馬戦で3-1の勝利を挙げた。開始2分、中盤でボールを回収したところから縦に早く攻め切って先制に成功。その後、低い位置からパスをつなごうとする相手に対し、前線からの連動したプレスで圧力を掛けて主導権を握ると、52分に追加点を挙げる。1点を返されたものの、その直後に自陣からのロングカウンターで3点目を決め切った。前節の結果を受け、順位は2位に浮上。今節90分で勝てば自力で2位を確定させることができる。
栃木Cはリーグトップのドリブル総数を記録し、積極的に仕掛けてくることが特徴となっている。秋田の吉田 謙監督は「目の前の相手に勝つ」と、ブレることなく真っ向勝負を宣言。強気に全体を押し上げてコンパクトな陣形を構築し、球際で競り勝ってボールを奪う。そして、鋭く攻守を切り替えて相手ゴールへ迫っていきたい。
90分での勝利が求められる状況について、
土井 紅貴は「ホームでできるのはすごく大きなアドバンテージ。自分たちが勝つことだけに集中する」と引き締める。
佐藤 大樹は「前半から複数得点を取りにいくような共通理解を持って戦いたい」とさらなる奮起を誓う。
[ 文:竹内 松裕 ]