八戸は地域リーグラウンド初戦で勝利を挙げたが、その後は7連敗(うち3試合はPK戦での敗戦)を喫するなど思うような結果を出せず、昨季J3を粘り強く戦い抜いた勝負強さが影を潜めた。それでも高橋 勇菊監督の下、一つひとつ課題に取り組み、いずれもPK戦となったが、2連勝で地域リーグラウンドを終えた。
Jリーグのトップチームを率いるのが初となる高橋 勇菊監督は「右も左も分からないところもあったが、トータルで見ると難しかった」と、この地域リーグラウンドを振り返る。それでも、19失点はグループ3位タイの少なさ。八戸の武器である堅守はJ2勢と戦った中でも発揮され、手ごたえはつかんだだろう。一方、15得点はグループワーストであり、課題は決定力になる。どの試合でも決定機は必ず作っているだけに、決め切る勝負強さを身につけていきたい。
対するアウェイの福島も、開幕4連敗(うち1試合はPK戦での敗戦)を喫するなど歯がゆい時期を過ごしてきた。それでも、直近の4試合は3勝1敗(うち2勝はPK戦での勝利)と状態を上げてきた中で地域リーグラウンドを終えている。ただ、その4試合でも計9ゴールを奪われたように守備が課題で、J2・J3百年構想リーグ参加40チームの中でワーストとなる41失点を喫している。
この試合は月曜日の19時キックオフとなり、プライフーズスタジアムは今季初のナイトゲーム開催となる。
攻撃に課題を残す八戸と、守備に課題がある福島の対峙。勝負の行方は、いかに。
[ 文:夏目 二郎 ]
