大宮はプレーオフラウンド第1戦で横浜FCと対戦。前半ラストプレーでクロスから失点を喫すると、後半に巻き返してカプリーニのゴールで同点に追いつく。しかし、その直後にオウンゴールによって勝ち越され、1-2で敗れた。
横浜FC戦では豊川 雄太、イヨハ 理 ヘンリーが復帰するなど朗報もあった。ただ、試合翌日の5月31日には、宮沢 悠生監督の今季限りでの解任と、6月1日以降のチーム活動からの離脱が発表された。地域リーグラウンド最終節・岐阜戦での退席処分を受けてベンチ入り停止となったプレーオフラウンド第1戦と同様に、第2戦でも戸田 光洋ヘッドコーチが指揮を執る予定だ。
フランスでモーリスレベロトーナメントを戦うU-19日本代表に5選手を送り込んでいる大宮は、プレーオフラウンド第1戦で先発した日髙 元らが不在となる。その中でも、豊川 雄太の復帰は心強く、前線に勢いを生む役割を担うだろう。
6月3日には石川 俊輝の今季限りでの現役引退が発表された。アカデミー出身で、一昨季のJ3優勝に大きく貢献したベテランのラストマッチを飾るべく、チームは結束するだろう。地域リーグラウンドで計27得点を挙げた山本 桜大、泉 柊椰、カプリーニという2列目の選手の得点力を生かして勝利を手にしたい。
一方の高知は、プレーオフラウンド第1戦で山口と対戦。延長戦の末に2-3で敗れたが、一時は0-2から追いつく粘り強さを見せ、地域リーグラウンド終盤戦で顕著だった得点力不足を払しょくした感がある。ただ、2得点を決めた金原 朝陽が延長戦で退場となり、この第2戦は出場できない。その中で、状態を上げてきた中で古巣戦に臨む三門 雄大らのプレーに期待がかかる。
両者は公式戦初対戦。J2・J3百年構想リーグのラストに、どんな結末が待っているだろうか。
[ 文:田中 直希 ]

