2026/6/6 (土) 14:00 KO
プレーオフラウンド 13-14位決定戦 第2戦
入場者数: 3,646人
天候: 晴れ|気温: 22.8℃|湿度: 49%
最終盤に勝ち越して。横浜FCが6連勝締め
レノファ山口FC
--久しぶりに、このニッパツ三ツ沢球技場のピッチに立った気持ちは?僕は移籍してからケガもあって、なかなかここに来ることができなかったので、まず率直にうれしかったです。出場することが決まってピッチに立ったときは、アウェイではありましたけど、自分の中ではホームのような感覚もありました。だから、本当にうれしかったなという気持ちが大きかったですね。 --試合全体を振り返って。前半に関しては、ちょっと横浜FCさんをリスペクトし過ぎたのかなという部分もあって、結果的に相手に思っているような形で前進されてしまいましたし、ボールも持たれてしまったかなと思います。やっぱり、試合中に自分たちで何かアクションを起こして流れを変えられるような力は、もっと選手たちの中につけていかないといけないなと感じました。ただ、ハーフタイムに監督から指示があって、それを選手たちがしっかり実行できれば、やっぱり後半みたいな戦い方はできるんだなというのは見せられたと思います。後半みたいな戦い方こそ、自分たちがこの半年間やってきた戦い方だったので、あれを後半からではなくて、こういう相手に対しても前半から出せるようにしていかなきゃいけなかったかなと思います。 --オウンゴールになった場面でシュートを打ったように見えましたが、あれは狙って蹴っていたのでしょうか?いや、もう腰が回らないと思って、とりあえずイチ(市川 暉記)がちょっと出てきてたのは見えたので、狙ってみようとは思ったのはありましたけど、正直腰が回る自信もなかったのでああいう形になりました。でも、入ったので良かったです。 --来季の目標は、もちろんJ2復帰ですよね?もちろんです。もう、本当にそこしか考えていないですね。自分にできることを、ピッチの中でも外でもやっていくしかないと思っていますし、やっぱりどこのチームもそうですけど、1年で戻れなければどんどん苦しくなっていくのは、J2、J3の降格したチームを見ていても同じだと思います。だからこそ、この1年でという思いは本当に強いですし、そこに自分のすべてをかけてやっていきたいです。
横浜FC
監督
横浜FCに向かってくる相手の圧をこの百年構想リーグでは非常に感じていたので、難しいゲームになるだろうと想定して入りました。案の定、難しいゲームになりました。それでもわれわれがボールを動かす時間は、特に前半は多かったと思います。ただ効果的に相手のボックス内に入れたかというと、やはりリトリートした相手を崩すのは難しかった。そこでものを言うのはコンビネーション、一人ひとりのクオリティー、仕掛ける勇気ですが、それは皆無ではなかったと思います。そうして何度も進入を試みましたが、相手の守備に阻まれてしまいました。こういう相手に対してどう崩していくか、われわれのビルドアップ時にプレスに来ない相手に対してどう進入していくか、今季も栃木SCが後半戦でやっていましたが、そこは少し修正できて今日は発揮できました。さらにレベルを上げて、どういうプレスが来てもはがせるようにしていきたいですし、ディフェンスでも相手が強みとしているビルドアップからキーパスを入れてくるところは、しっかりブロックを引いて大半は守れていたと思います。ただ、エアポケットのような形でピンチを招くシーンがありましたし、失い方が悪くて相手にリズムを渡してしまったところがありました。そこは来季に向けての修正ポイントとして、また始動日から選手とスタッフと共有して、より強く、たくましいチームになっていけたらと思います。 ただ、こうしたゲームでもこうやって勝ち切れるということは、開幕当初はなかったことなので、クラブとしても選手としても、スタッフもみんな成長していると感じられます。これを引き続き、基準を上げられるようにしていきたいと思っています。 --13分に先制してから、30分前後に決定機を2つ作られましたが、先制してからの守備はどう見ていましたか?ハイプレスでいくのか、ロックするのかはできていたと思います。中央からキーパスを入れられて崩されるシーンはなかったです。ただ、サイドでフリーになって、そこからフリーで(クロスを)上げられましたから、サイドでの守備は修正ポイントになります。オウンゴールのシーンもそうでした。やはり簡単に上げさせるとボックス内で事故が起きるので、それすらもさせないような守備が、“寄せ切る”、“カバーし合う”、そういったことが必要だと感じます。ただ、[5-4-1]のブロックを組むこと、[5-2-3]で前の五角形でしっかりインサイドケアするところはできていたので、サイドに入ったときにどこに戻すか、サイドに入ったときにボールホルダーに誰が行くのか、そこは明確にもっと強くやりたいと思っています。 --試合後にロッカールームで選手たちにどういった話を?「サッカーは難しい」と。「強いチームが勝つんじゃなくて、うまい選手が勝つんじゃなくて、勝ったチームが強い」という話をしました。われわれは一朝一夕で成し遂げるような、そんな浅はかなもの、付け焼き刃なことではなくて、本当に薄皮を1枚1枚積み重ねていまがあります。目先のおいしいもの、目先の良い気分になるものではなく、その先のもっとでっかいものをみんなでつかみにいきましょうと。チームとしても、個人としても、サッカーだけではなくそれが人生だという話をしました。一人ひとりがそういう意識を持って、もっと高みを目指していきたいと思います。
レノファ山口FC
監督
ゲームのほうは、自分たちが今週フォーカスしてきた、90分間足を止めずにやり切ること。そして相手の外国籍選手に対して、1人で止められなければ2人、2人で止められなければ3人と、走って走って走りまくって勝つことを目指していました。ただ、入りはなかなか思いどおりにはいかなくて、13分頃失点してしまった場面も、ちょっとしたところなんですけど体を寄せ切れなかった。その後はかなり相手にペースを握られて、守備のスイッチも入り切らず、少し下がってしまいました。それでも、最後の局面のところはなかなかやらせなかったかなという印象です。 攻撃では、前半はもうちょっとこう、勇気を持ってボールに触るだとか、ボールを動かすというシーンがあったら良かったかなというふうに感じて、ハーフタイムのところで、その守備でスイッチの入れるところ、マイボールになったらもっと自信を持ってボールは動かせるというところを話して、後半入りました。そこからはしっかり自分たちからアクションを起こしてボールを回収できるシーンもありましたし、攻撃でも多くの時間を作れたと思いますが、そこで決め切れていればというゲームでした。ただ、選手たちは最後までしっかり走り切ってくれましたし、自信を持ってプレーできた時間帯には、自分たちのペースで試合を進めることもできていました。今まで積み上げてきたものを発揮できた部分もありましたし、その成果と課題の両方を次につなげて、2026-27シーズンにつなげていきたいと思います。 --前半は思うようにボールを動かせなかったという話がありましたが、25分頃からは輪笠 祐士と野寄 和哉選手が流動的に動きながら、チャンスを作っていた印象でした。そうですね。前半は輪笠と和哉のところでは動きがありましたが、それ以外の部分で動きが少なく、少し停滞感があったと思います。ただ、ハーフタイムにはサイドの選手も含めて、もっとボールに触ることや、相手を引き出してライン間を空けること、さらに食いつかせて背後のスペースを空けることなどについて、あらためて整理しました。いずれも今まで取り組んできたことですが、もう一度共有した上で勇気を持ってプレーできれば、横浜FC相手でも十分にできたのではないかと思える場面はあったと思います。
横浜FC
FW 49
駒沢 直哉
--試合全体を振り返って。前半は良い時間帯に先制できましたし、そのあと少しピンチを迎えた中でも、全体としては良い形で試合に入れたと思います。ただ、ベンチから見ていて、少し試合の展開としては緩んでしまったのかなという印象はありました。後半はアップをしていたのであまり見られていないんですけど、前半だけで言えば、もう少し決め切れそうなチャンスもありました。そこを決められなかった中でピンチもあって、失点シーン自体は見られていないんですが、その流れの中で失点してしまったのかなという感じはしました。 --得点シーンを振り返って。本当に良いボールが来ましたし、ああいうゴールは自分の長所だと思っています。そこで競り勝てたのは良かったですし、監督がよく言っているハードワークだったり、「やることをやった人のところにボールが来る」という言葉を、ここ数試合を通して体現できていたことが、あの場面につながったのかなと思います。 --今日でまた、自信を取り戻せたなという感覚もあるのでは?そうですね。本当にこの半年間、自分自身を見つめ直す時間もありましたし、いろいろ感じることもありました。ただ、そういう思いはやっぱりピッチでしか表現できないと思っています。今日は、その思いの1つをゴールという形で表現できたのは良かったと思いますし、またここから頑張っていきたいなと思います。
MF 48
新保 海鈴
--古巣・山口相手に2アシストを記録しましたが、まずは試合を振り返って。勝てて良かったです。 --まず1アシスト目は、横山 暁之選手が相手を引きつけ、空いたスペースに良いクロスを上げていましたね。はい。(ジョアン)パウロが良いところに走ってくれていましたし、うまくボールを収めて入れてくれたので、良かったです。 --2アシスト目は、J2・J3百年構想EAST-A地域リーグラウンド第3節・栃木C戦ぶりに、駒沢 直哉選手選手へのアシストになりました。あれもよく直哉が決めてくれたなという感じです。 --この百年構想リーグに向けて監督も変わり、サッカーのスタイルも大きく変わりましたが、どんな半年になりましたか。いろんな役割がありましたけど、うまいことやろうという気持ちで臨んで、良い半年になったんじゃないかなと思います。