
2026/6/6 (土) 14:00 KO
プレーオフラウンド 1-2位決定戦 第2戦
入場者数: 16,656人
天候: 曇り|気温: 18.1℃|湿度: 67%
PK戦にもつれる激戦。仙台がホームで40クラブの頂点に立つ
カターレ富山
悔しいの一言。(前半のうちに)退場者が出て10人になったが、「歴史を作るぞ」と声をかけ合って、後半の立ち上がりから自分たちのやりたいサッカーを体現できた。 竹中(元汰)選手が良いボールを入れてくれると思い、ゴール前に入っていった。ドンピシャのクロスが来て決めるだけだった。苦しい時間帯もあった中で得点を決めることができ、応援してくれた富山の皆さんが勇気を感じてくれたならうれしい。 この完全アウェイの雰囲気の中で自分たちのサッカーができた。次のシーズンに向けてさらに修正をかけて磨いていきたい。
本当に素晴らしいゲームをしたと思う。(退場者を出して)10人になってからも自分たちのスタイルを貫いてビルドアップができた。こじ開けるのに苦労したが、最後に追いついてPK戦まで持ち込めた。勝ちたかったが、そんなに甘くない。仙台はJ1にいるべき実力のチームで、このスタジアムではなかなか勝たせてくれないなと思った。 交代してからはベンチで見ていたが、ピッチでプレーする選手のみんなが頼もしく見えた。カターレ富山は素晴らしいチームだなとあらためて感じた。メンバー外の仲間も応援に来てくれていて、ピッチに立つ責任を感じながらプレーした。まず戦うところ、そして自分たちのサッカーを体現した。最後まで何が起こるか分からないのがカターレの試合だと思う。これまでもいろんな逆境を乗り越えてきたが、今日も見事にやってのけた。選手、スタッフ、サポーター、みんなの思いが強さにつながっているのだと思う。
ベガルタ仙台
監督
1点を取って相手が退場するところまでは良いシナリオだったのですけど、後半にリードしていて相手が1人少ないというところが、なんか妙な、「どうやろうか」みたいなところでした。なんかすごく難しいゲームになっちゃいましたね。 「こういう戦いをしていたらいけないな」というところが出ながら、選手もうれしい部分ではみんなで喜んで、家族もサポーターもベガルタファミリーみんなハッピーで終わりましたけど、まあ「ある意味ハッピーだけじゃダメだよね、来季はもっと頑張らなければダメだよ」という、手放しで喜べない形で終わったのは、良かったのかなと。逆説的ですけど。 まあただ、1シーズン通して勝星を積み上げてきたからこそ、このホームで決勝戦を迎えることができました。本当に宮城、仙台のファン・サポーターの皆さんのおかげで、この最後にシャーレを掲げるということができたのだな、としみじみ思いました。 --J2・J3百年構想リーグを振り返って。(メンバーを)固めずに毎試合4、5人と替えながら戦ってきて、「俺が主力だ」と思う選手はけっこう多かったと思います。 --今後に向けて。簡単じゃないですし、対戦相手がやはりクオリティーのある選手で、ここからやはり選手の出入りもあって、特に財力のあるJ1から下りてきたようなチームは強化費もやはりかなり違いますし、多分大幅な戦力アップとかを図ってくると思います。去年も今年も、(チームから)得点王やMVPがいなくなりましたけど、その中でも強いチームを作っていかないといけないし、できると思いますし、当然、自動昇格を目指して頑張っていきたいと思います。
カターレ富山
監督
とにかく感謝の気持ちでいっぱい。今日も富山から多くのサポーター・ファンの方が来てくれた。アウェイで、(仙台の)大声援の中でも間違いなくカターレのサポーターの声が聞こえてきた。また、このクラブで仕事ができていることを非常に誇りに思うし、感謝している。自分自身、長い間、Jリーグとともに生きてきて育ててもらっている。サッカーとJリーグに感謝している。そして今日、最後までファイトしてくれた選手とスタッフに一番の感謝を伝えたい。 ただ、勝てなかったということは、自分たちに何か足りないものがあるんだと思う。本当に悔しい。前半のゲーム内容は非常に良かった。仕留めるところまではいかなかったが、自分たちのやりたいことはかなりできていたと思う。失点してしまったが、取り返すだけの攻撃はできるだろうと思っていた。退場者を出して10人になったのは残念だったが、そういうところも含めて足りないところがあったのだろう。 8月から始まる2026/27シーズンに向けて、百年構想リーグでとても大きな自信はつかめた。足りないことをきちんと埋め、そして自信を持ってプレーをし、過信しないでやっていきたい。そのようにいましがたロッカールームで選手に伝えてきた。謙虚な気持ちで次のシーズンを迎えたいと思っている。 --後半、数的不利にもかかわらず、引いて守るのではなく富山らしくパスを回して猛攻を仕掛け、最後に追いついた。どんな考えで進めていたのか。前半からきちんとボールを持ってやりたいことがだいぶできていた。勝つために何をしたらいいか考えて、そっちを選んだ。とにかく勝ちにいったゲームであり、勝つために最大限の努力をした結果と内容だった。 10人になっても、このままの形である程度やれるだろうとは思っていた。ただ、怖かったのは、どうしても後ろに引けてしまうこと。今日の選手のメンタリティーなら大丈夫だと考えてボランチを1枚にし、シャドーの2人で手助けするようには伝えていた。前線を削ってしまうと、相手に完全にボール持たれて押し込まれてしまうので、それを回避したかった。0-1でいけば相手は最後に守りに入るから、そうなったら最後のワンプレーで点を取ればいいと言っていたが、そのとおりになった。延長で2点目を取り切りたかったが、少し疲れが出てしまった。
ベガルタ仙台
GK 33
林 彰洋
--タイトル獲得について。僕らはこれしか求めていなかったので、求めているものを手に取れたということに関しては、勝ちたいのに勝てない試合がこの2年間多かった中で、目標に掲げたことを実現できたことが僕たちの自信になったのかなと思います。 --PK戦での活躍について。僕はもともとPKが得意ではないので、ここまで5戦をたまたま勝てていただけというところでは、力んでもしょうがないと思っていました。決めた方向に思い切り飛ぼうとしていました。 --今後に向けて。個人的にはもっと成長できるとGKコーチと話し合いながら、この(約)6カ月間もいろいろなことを成長させてもらいました。継続してそこの部分はやっていきたい。チームとしては、(地域リーグラウンド最終節で)横浜FCに完敗しましたし、今日の試合も思ったように持っていけないというところでは、こういう試合をしっかり勝ち切れるチームになって、課題を明確化して勝てるチームになっていかなければいけないです。
DF 5
菅田 真啓
優勝できてホッとしています。前半にうまく先制できて、後半は相手が(退場者がいて)1人少ない状態なのに押し込まれることが多く、自分たちのサッカーがなかなかできなかったので、そこは本当に反省しないといけません。もう少し落ち着いて試合を進める展開にできたはずなので、そこはチーム全員で次のシーズンに向けて課題と向き合っていかないといけない。シーズン前から「優勝する」というチームとしての目標があったので、それができて良かったと思います。この優勝で、チームとしてもそうですし、一人ひとりのレベルが上がっていければと思いますし、自信がつけばいいと思うので、それを継続していければ。