明治安田J2・J3百年構想リーグを締めくくる、プレーオフラウンド第2戦。WEST-Aグループ2位の新潟はEAST-Bグループ2位の札幌をデンカビッグスワンスタジアムに迎える。
両者の対戦は、2024シーズンの明治安田J1第21節以来。その試合では、当時新潟の主将だった
堀米 悠斗が札幌ドーム(現・大和ハウス プレミストドーム)へ帰還し、自らボールを奪ってカウンターの起点となると、そこから谷口 海斗の決勝点につながった。そして今回、
堀米 悠斗は札幌の選手として、昨季まで所属した新潟との一戦に臨む。また、札幌の菊地 直哉ヘッドコーチ、小川 佳純コーチも現役時代は新潟でプレーしており、それぞれの“再会”に注目が集まる。
新潟はプレーオフラウンド第1戦で鹿児島と対戦し、延長戦の末に0-1で敗れた。ロングボールを主体とした相手の攻撃に粘り強く耐えたが、延長後半終了間際にFKから失点。セットプレーからの失点は今季10度目となった。対する札幌はプレーオフラウンド第1戦で秋田と対戦し、1-1で迎えたPK戦の末に敗れている。
この試合を展望するにあたって、リーグ2位の1試合平均パス数を記録する札幌に対し、新潟は1試合平均インターセプト数がリーグ3位タイというデータがある。新潟の主将・
藤原 奏哉は「プレーオフ第1戦は自分たちの良さを出せずに負けたが、次はパスをつないでくる相手との地上戦ができる。自分たちの良さは出せる」と語り、新潟の強みであるハイプレスから得点につなげるイメージを膨らませる。また、
舩木 翔は「札幌はうまくボールを運ぶところもありますが、FWの外国籍選手にロングボールを入れ、そのセカンドボールへの反応が速い印象もある」とさまざまなケースを想定して警戒する。
2026/27シーズンもJ2で対戦する両チーム。一戦必勝のトーナメントで、勝負強さを見せるのはどちらになるか注目だ。
[ 文:野本 桂子 ]