明治安田J2・J3百年構想プレーオフラウンド第2戦、栃木SCがホームに北九州を迎え、39-40位決定戦が行われる。
栃木SCは第1戦で長野と対戦。慎重な戦いを見せながら、終盤こそパワーを押し出して攻勢に出たがゴールを奪えず、スコアレスのまま突入した延長戦でも決め手を欠き、PK戦の末に3-5で敗れた。
試合後の選手たちは「やや慎重だったし、重心が後ろに重かった」(
矢野 貴章)、「強引にでも前から行く必要があった」(
大曽根 広汰)などと振り返り、自分たちが狙いとするサッカーを表現できずに敗れたことを悔やんだ。
このJ2・J3百年構想リーグにおいて、栃木SCはアグレッシブなパフォーマンスを示すことで、J2勢相手に得点を量産する試合も見せてきた。だが、直近の4試合は得点が奪えておらず、修正が必要なことは明白だ。
この最終戦において、栃木SCは今季見せてきた自分たちの戦いを示せるか。それを表現した上で勝ち切り、ホームのファン・サポーターと歓喜の瞬間を分かち合うことができるだろうか。
一方、北九州は第1戦で讃岐と対戦。開始早々につかんだ決定機などを決め切れずにいると、「セットプレーのところでしばらく続いていた失点が出てしまった」(増本 浩平監督)。相手に先手をとられてしまう苦しい展開の中で計3失点を喫し、1-3で敗れた。
北九州は地域リーグラウンドから数えて5連敗中(PK戦での敗戦1試合を含む)と苦しい状況にあるが、讃岐戦で意地のゴールを奪ってみせた
西袋 裕太は「ラスト1試合、応援してくれているみんなのため、勝利のため、1週間良い準備をしたい」と前を向く。
39位か、最下位か。絶対に負けられない戦いの結末はいかに。
[ 文:鈴木 康浩 ]