福島、琉球の両チームにとって、明治安田J2・J3百年構想地域リーグラウンドでのグループ9位という成績が本意でないことは言うまでもない。だからこそ、このプレーオフラウンドは是が非でも意地を見せ、勝ってJ2・J3百年構想リーグを締めくくりたい舞台となる。
福島はプレーオフラウンド第1戦で八戸と対戦。23分に
吉田 陣平の鋭い縦パスから
清水 一雅が先制点を奪うと、その後はGK
チョン ソンリョンの好守を中心に全員でリードを守り抜き、アウェイで価値ある無失点勝利を収めた。連動したプレスなどの組織守備の手ごたえを携え、ホーム最終戦への準備は万全だ。
一方の琉球は第1戦で今治と対戦。開始早々に失点を喫する苦しい展開を強いられながらも、後半に底力を発揮した。巧みなパスワークから
井堀 二昭のゴールで追いつき、75分にはデザインされたCKから
鈴木 順也が押し込んで逆転勝利。その勝負強さとセットプレーの質の高さは、この第2戦でも見られるか。福島としては、琉球のパスワークを網にかけ、鋭い攻撃へつなげたい。
そして福島にとっては、現クラブエンブレムを胸に戦う、最後のホームゲームでもある。「(2026/27シーズンより新エンブレムとなるため)このエンブレムも次で最後。勝ってみんなで盛り上がりたい」と
清水 一雅が誓えば、
チョン ソンリョンも「笑顔で終われるように」と闘志を燃やす。これまでの歴史と誇りを凝縮したシンボルとともに、すべての積み上げを結実させ、とうほう・みんなのスタジアムで最高の歓喜を爆発させたい。
[ 文:近藤 健多朗 ]